沖縄アコギ好き親父のブログ

僕にとっては、珍しい

エレキギターに関してのブログネタです。

僕もアメリカのeBayで2台のアコギを落札して

その内一台は、難無く届いたのですが

友人のノブタカさんの場合は

難関が待ち構えていました。


彼が落札したのは、1965年製のFender Mustangです。

日本のアーチストでは、チャーの使用で有名なギターです。

1960年代のFenderは、CBSに買収される前で

70年代に比べて作りも丁重なので

とても高価で取引されています。


彼がeBAYでギターを落札したのは、約半年前

オークションの落札の代行会社のセカイモンを利用したのですが

落札したギターの指板が、ハカランダだった為

セカイモンから連絡が有って、輸入も返金も出来ないと言われて

何とかならないかと電話が有りました。


新品のギターや、現行品の場合は

ギターのスペックをカタログなどから調べて

ワシントン条約の規制前の材で作られた物として

何とか証明出来るとは思うのですが

こう言ったビンテージのギターの場合は

とても難しいのです。


アメリカの楽器店で、輸出実績の有るお店は

可能なのですが、それでもアメリカ国内で

証明書を政府に出して認可されるまで

一ヶ月も掛るようです。


ノブタカさんの場合は、個人の出品者からの購入なので

ワシントン条約の規制から逃れるのは、超悲観的です。

それでも、沖縄と言う地域柄ならではの裏技が有るので

ノブタカさんに教えてあげました。

その方法は、グレーゾーンの行為なので秘密です（汗

どうしても知りたい方は、メールを下されば教えます。





メイプルのネックヘッドには、ゴールドロゴのFenderの文字が！！

まさしく、60年代のギターです。





50年以上経っているギターですが

金属パーツは、ピカピカですし

ボデイの塗装もラッカー故のクラックは在りますが

目だった傷や汚れも無く綺麗です。

ボデイの材質はアルダーだそうです。





半年間待ち続けて、やっと届いたギターですから

ノブタカさん、子供のようにはしゃいでいます（笑

早速、弦を張替え、ピックアップの高さなどを調整しています。





アンプとエフェクターに繋いで

次々を音を変え、色んなフレーズを弾いてくれましたが

ノイズも全く無く、素晴らしい音です。

ノブタカさんは、ミュージシャンですが

ジャンルが広く、ベンチャーズからGS、フォーク

ジミヘンまで、次々と弾いています。

ノブタカさんの至福の喜びが、こちらまで伝わって来て

僕まで、興奮状態です。


聞けば、自分のバースデイイヤーのギターなので

落札したそうなので、それだけに嬉しかったのでしょう。

半年掛ったとは言え、手元に無事届いて

本当に良かったですね。

ノブタカさん、おめでとうございます。