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Posted by TI-DA at

2013年02月28日

GIBSON Historic Collection 1937 L-00




僕は、ここ数年、GIBSONのビンテージから近年物に至るまで

色々なモデルを手に入れて来ましたが

唯一、スモールサイズのギターだけは

ずっと手元に残して置きたいと言う物には

出会っていませんでした。


僕のプログにKalamazooさんと言う方からコメントを頂いたのをきっかけに

彼のHPを見たら、GIBSONのビンテージ、しかもミント状態のギターを

沢山所有して居る方だと知り、世の中には凄い人が居るもんだと

びっくりしました。

Vintage Gibson World

http://www.vintage-gibson.net/



Kalamazooさんは、ビンテージギターに対する見識が深く

僕のような新参者のGIBSON好きにとっては

とても参考になる事ばかりでした。

Kalamazooさんの所有ギターは、どれも素晴らしいギターばかりで

僕のような者がおいそれとは手に入れられるレベルでは有りませんが

その中でも、近年物で、GIBSON Historic Collection 1937 L-00のレビューが

目に止まりました。

※以下は、Kalamazooさんのレビューです。

http://www.vintage-gibson.net/930histric_collection_1937_l00/


GIBSON社の以前の代理店だった山野楽器のオーダーで

レン・ファーガソン自身が、直接関わって

実際にミュージシャンが所有する1937年製のL-00を

外見だけで無く、内部も、徹底的に調べ上げ

完全復刻を目指したギターだと言う事でした。


日本のみに、40台しか作られて居ないギターですので

手に入れるのは、無理だと思って居た矢先に

いつもお世話になって居る御茶ノ水のHOBOSさんに

同じモデルが出ている事に気付き

早速、HOLDをお願いして、本日届きました。





ギター自体は、驚くほど軽いです。

多分、材の厚みだけで無く、重さにも拘ったのかも知れません。

塗装もJ-45TVのVOS加工よりも薄くて

アデイロンダックスプルースの木目に塗装に馴染んで

浮いているかのように感じます。





サイドバックは、ホンジュラスマホガニーが使われて居ます。





ペグもGIBSON社が、このモデルの為に、復刻した物だそうです。

博物館レベルの復刻に拘ったんですね。

肝心の音ですが、非常に音量が有って驚きました。

僕は、声がでかい方ですが、少し強めに弾くと

自分の声がギターの音量に遠く及びません(ーー;)

恐らく、ビンテージのL-00に劣らないかもです。

サステーンと倍音は少なめですが

僕が今まで弾いて来たギターの中では

一番骨太の音がします。

素晴らしいギターと出会うきっかけを作ってくれた

Kalamazooさんに、心よりお礼申し上げます。





  


Posted by goyaman at 14:51Comments(10)ギター

2013年02月23日

MARTIN OMC-18VLJ カナダからアメリカ経由で到着




今年に入って、代行業者を使ってカナダで手に入れた

MARTIN OMC-18VLJがアメリカ経由で、やっと到着しました。

1ドル70円前後の頃は、ここぞとばかりに沢山のギターを輸入しましたが

今は一転して円安ですから、結構高く付いてしまいました(TдT)

しかしながら、一番気に入っているモデルなので、悔いは有りません。





ギターが到着して、ケースを開ける時が一番緊張します(ーー;)

手を合わせて、トラブルが無い事を祈ります。





ギターケース内部も丁重にクッション材が詰め込まれています。

カナダの乾燥したケベック州で弾き込まれたギターが顔を覗かせています。





ギターの状態をチエックしましたが

傷一つ無く、新品状態と言っても大げさでは有りません。

前オーナーは、よっぽど大切に扱って来たのでしょう。

OMC-18VLJは、ローレンスジュバーモデルとしては初期ロットです。

近年物の復刻版はOMC-18LJと言う型番になっています。





トップ材のアデイロンダックスプルースは、OMC-28LJに使われるような

濃い縦筋が少なく、木目の幅が狭い極上の物が使われています。

流石、初期ロットです。





ヘッドの突き板には、ハカランダかマダガスカルローズウッドが使われて居ます。





ペグはウエバリー製の物が使用されて居ます。

ネックは、1ピースのマホガニーです。

近年物のMARTINのネックは、両耳が継いだような材になって居て

表示もマホガニーからセレクトハードウッドに変更されて居ます。





サイドバックは、マホガニーですが、ローズウッドと違って地味です。

しかしながら、材の特徴で、かなり軽く仕上がっており

ギター全体が鳴り響きます。

ボデイのサイドバックがマダガスカルローズウッドのOMC-28MLJと比べると

押し出しは弱いですが、軽快で暖かみの有る音で

ずっと弾き続けても疲れない癒し系の音です。





僕はカッタウエイの拘っては居ませんが

このカッテイングのデザインは、とてもセクシーだと思います。





2003年に133本作られた内の20本目と言うシリアルが打たれています。





サドルの高さも十分に残っています。

ネックは、幾分逆反り状態でしたので、レンチで真っ直ぐにしました。

弦は、MARTINのフォスファーブロンズが張って有ります。

早速チューニングして音を出して見ます。

( ̄- ̄) シーン… 流石カナダで10年近く熟成されただけ有ります。

もう一本のOMC-18VLJと比べもボデイは軽く

軽く爪弾いても、ボデイが響き、音もでかいです。

指で弦を擦る音まで、心地良いサステイーンと共に響いて来ます。

経年変化で、材や接着剤が乾いているからか

エッジが取れて、基音が更に太く音量も凄いです。

所有しているギターで最後に一本残せと言われたら

間違いなく、このギターを残すでしょう。

僕は、今まで10本近いローレンスジュバーモデルを手に入れて来ましたが

今、手元に在るのは、OMC-18LJ、OMC-18VLJ、OMC-28MLJの三本です。

と言う事は、2本をHOBOSさんに委託で売って貰い

5本を僕のブログの読者の方に直接お譲りした事になります。

読者の方に呆れられるほどのローレンスジュバー病の僕ですが

このギターに憧れている方達の為に

少しは、お役に立てたかと思います。  


Posted by goyaman at 19:53Comments(18)ギター

2013年02月12日

MARTIN OMC-18 CUSTOMの出物 ※追記有り




※2月14日にHOBOSに出ていたOMC-18 CUSTOMは、HOLDされて居ました。
 HOLDされた方が、僕のブログを見て、購入を決めたので有れば
 とても嬉しいです。
 購入後にレビューを書いて頂ければ有難いです。



御茶ノ水にHOBOSさんに、MARTIN OMC-18 CUSTOMのUSEDが出ています。

文字通り、CUSTOM使用で、ローレンスジュバーモデルのOMC-18VLJと

同じスペックでオーダーされた物です。


http://www.hobos-g.com/cgi-bin/hobos_site/catalog/detail.php?maker=1&cd=011


OMC-VLJは、2002年頃に数量限定で売り出されましたが

あっと言う間に、完売したので、きっと買いそびれた方が

MARTIN社にオーダーしたのでしょう。


僕が、ローレンスジュバーモデルの魅力を知ったきっかけは、

クロサワ楽器の渋谷店に有った、このモデルを試奏した事がきっかけです。

当時は、ギタープレイヤーのローレンスジュバーを知る事も無く

何げに試奏させて貰って、素晴らしい音に驚愕して購入しました。

勿論中古の出物でしたが、HOBOSさんで売られている値段より

遥かに高額でした。





私が手に入れたOMC-18CUSTOMはL.R.Baggs Dual Sourceと言う

コンデサーマイクとアンダーサドルのピックアップを仕込んだのですが

当時は、そのピックアップが生音の鳴りを悪くした事に気付かず

後に、再復刻版のOMC-18LJと比べて、OMC-18 CUSTOMを

委託に出してしまいました。

このギターは、後にもう一本手に入れて、沖縄のアコギ好きの友人に譲りましたが

シグネイチャーモデルとしてのローレンスジュバーモデルと比べても

全く遜色の無いギターです。

このギターをオーダーした方は、特注ですから、OMC-18VLJより高額で

オーダーしたと思います。


もう、ローレンスジュバーモデルは、アメリカのギターショップにも置いて居ません。

あったとしても、3,000ドル近くして、今の為替レートでは、日本で手に入れるより

かなりの高額になってしまいます。


http://goodwinsguitars.com/inventory


ローレンスジュバーモデルを探して居る方は、ぜひ試奏をお薦めします。

きっと素晴らしい音に、惚れ込むと思います。





トップ板は、勿論アデイロンダックスプルースで木目は広めですが

その材の場合、木目が広い方が、倍音とサステイーンが豊かです。

中々出物が少ないCUSTOMモデルだけに、もしやと思い

僕の購入した時の写真と比べて見ました。





似ています(; ̄ェ ̄)

ピックガードは後から付けられたようですが

トーテイス製の素敵なピックガードが取り付けられていて

中々様になっています。

マホの音が好きで、スモールサイズでもドレットノートサイズを

凌駕するギターをお探しの方は、ぜひ手に入れて欲しいです。


僕は、ブログの読者の何人かの方にローレンスジュバーモデルをお譲りしましたが

手に入れた方は、素晴らしい音に驚かれ、メインギターとしてプレイされています。





以前所有していた、もう一本のOMC-18 CUSTOMを

沖縄のOGさんにお譲りしたのですが

このギターを弾いている動画をアップしました。


http://chrifchrif.ti-da.net/e3948276.html


ネットで検索して居たら、僕より、ずっと前に

ローレンスジュバーモデルを手に入れた方のブログを見つけましたので

ぜひご覧頂きたいです。

http://www.h4.dion.ne.jp/~em-panda/g-m-om18lj.htm


※追記





アメリカのオークションサイトのeBayに、

Martin OMC-18 Laurence Juber Custom Artist, #51 of 133が出ています。

初期ロットのOMC-18VLJでは無く、近年物のOMC-18LJです。

違いは、ボリュートが付いて居る事と、ネックがセレクトハードウッドです。


http://www.ebay.com/itm/Martin-OMC-18-Laurence-Juber-Custom-Artist-51-133-/261168380513?pt=Guitar&hash=item3cced93a61


直接取引が可能のようですので

語学力に自信が有る方はトライしてはどうでしょうか。

オークション代行業者を頼む場合は

手数料が概ね10%から15%です。

それに、出品者から、アメリカ国内の代行業者までの運賃と

代行業者から、日本までの運賃と消費税が加算されます。

円安の今のレートだと、結構割高になりそうです(; ̄ェ ̄)


大変申し訳無いのですが、eBayの海外からの落札の仕方や

オークション代行業者の利用の仕方等のご質問のお答えする事は

時間的に余裕が無い為、出来ませんのでご了承下さい。

落札したものの、ワシントン条約で輸入が出来ない等の質問が多くて

大変でした。










  


Posted by goyaman at 00:02Comments(32)ギター

2013年02月08日

Gibson J-45 TV(True Vintage) GROSS 2010年製




何げに楽器検索サイトのJ-ギターを見ていたら

関西のミュージックオフィスさんと言うギターショップに

Gibson J-45 TV(True Vintage) GROSS 2010年製が出ていました。

値段は、税込で198,000円ですから、超お買い得です。

去年までは、御茶ノ水のギターショップに238,000円で出ていても

即売れでした。

http://www.j-guitar.com/product_id191585.html

J-45は、通常の塗装は、VOSS加工と言ってビンテージっぽいイメージを出す為に

半艶で薄めの塗装がされて居ますが、その塗装法は賛否両論が有ります。

このギターは、カスタムなのか、艶有りのグロス仕上げです。





僕と同様に、GIBSONだったらラージタイプのピックガードじゃなきゃと思う人が居るようで

トーティス製のピックガードに変えられて居ます。





ボデイのサンバーストは、僕が手に入れたギターと比べて

中央部分が少し黄色っぽい感じですが、写真の写し方で、そう見えるのでしょうか?

このギターは、勿論、ボデイのトップは、レッドスプルース(アデイロンダックスプルースと同等)です。

サイドバックは、ホンジュラスマホガニーです。

そして、ブリッジと指板は、マダガスカルローズウッドです。

これだけのスペックだと、MARTINなら、中古でも30万円近くします。

マニアの方から聞いた話ですが、今後GIBSON社は、マダガスカルローズウッドの使用を

止めちゃうらしいです(^_^;)


トップ板のアデイロンダックスプルースの素晴らしさは、僕のブログで何度も取り上げて来ましたが

MARTIN好きの人に比べて、GIBSON好きの人は、まだまだその魅力に気付いて無い人が多いです。

GIBSONのギターだって、戦前のギターは、アデイロンダックスプルースを使って居ました。

GIBSON J-45を手に入れたいと思われる方は、ぜひ手に入れて欲しいギターです。

すぐに売れちゃうと思いますので、取り敢えずメールで予約をした方が良いと思います(^_^;)

もし、このギターを手に入れた方は、ぜひレビューをお願いします。



  


Posted by goyaman at 23:44Comments(4)ギター

2013年02月06日

Gibson J-45 True Vintage が到着




先日、池袋に在るイケベ楽器系のブラウンギターで購入した

Gibson J-45 True Vintage が今晩到着しました。

いつもの事ですが、ダンボールからギターケースを出して

ギターを確認するまでは、嬉しいと言うよりも

トラブルが無い事を祈ります。


早速、状態の確認です。

傷等は、ピックガードの弾き傷位で、ミント状態です。





1942年から数年間しか採用されなかったバナーヘッドです。

ペグはクルーソンタイプで、ペグはエイジド加工がされています。





マダガスカルローズウッド製のブリッジです。

お店の人の話だと、ナットとサドルは新たに無漂白の牛骨に変えてあるそうです。

知り合いのギターショップの話だと、GIBSONに最初から付いているナットやサドルは

スカスカの物が多いそうですので、前オーナーが音にこだわって変えたのでしょう。

サドルの高さも十分で、ボデイTOPの浮きも殆ど有りません。





このギターは、ピックガードがオリジナルのテイアドロップ型から

ラージタイプのピックガードに変えられています。

オリジナル製は損なわれますが、僕の年代だとGIBSONと言えば

ラージサイズのピックガードで無ければと言う思いが強いので

交換してくれた前オーナーに感謝したい位です。

GIBSON社の場合、MARTIN社と違って純正のピックガードは

販売して居ませんので、純正では有りません。

しかしながら、妥協出来る柄です。


早速試奏して見ました。

LRBAGGS社のマグネテイック型のM1と言うピックガードが取り付けられていますが

結構な重量が有って、このピックアップを

サウンドホールに挟み込むようにして取り付けると、生鳴りが著しく落ちます。

すぐに取り外して、弾いて見ると、素晴らしい音に、にんまりです(*゚▽゚*)

僕は、1956年、1959年、1961年、1964年と、様々な年代のJ-45を手に入れて来ましたが

Gibson J-45 True VintageはビンテージのJ-45に、優るとも劣らないギターだと確信します。

1ピースネックに、指板とブリッジがマダガスカルローズウッド

トップがレッドスプルースで、サイドバックが、ホンジュラスマホガニーと言うスペックは

今後、この値段では手に入り難くなると思います。

もう死んでも君を話さないぞと、何処かで聴いたような言葉で

ギターに話しかけてしまいました(笑


  


Posted by goyaman at 22:09Comments(12)ギター

2013年02月04日

Gibson J-45 True Vintage を手に入れる




娘夫婦の引越し費用捻出の為に、七本ものギターを一気に手放してしまいましたが

GIBSONのギターが一本も手元に無く、寂しい思いをしていました。゚(゚´Д`゚)゚。

特に、Gibson J-45 True Vintage は、今まで、数々のGIBSONのアコギを手にして来て

最後に絞り込んだギターだっただけに、ずっと探していましたが

昨日、池袋のブラウンギターに中古の出物が有る事を発見しました。

直接ショップに電話を入れ、表板がレッドスプルースで有る事と

ネックの反り等、コンデションが少しでも悪かった場合はキャンセルも可能との事で

購入する事にしました。





このギターは、ブラウンギターに売られる前は

関西の三木楽器で売られていた物だと思われます。

オリジナルと違う所は、マニアの方には、すぐに気付かれると思いますが

ピックガードがラージタイプに変えられて居ます。

僕の年代は、GIBSONと言えばラージタイプと言う思い入れが有りますから

僕にとっては、有難い事です。





後は、サウンドホールにL.R.BAGGS社のM1が取り付けられています。

マグネチックタイプで、重量が有るので、こう言うタイプを取り付けると

生音の鳴りが極端に抑えられますので、通常は取り外して使いたいです。





ネック、ボデイのサイド&バックは、ホンジュラスマホガニーです。

MARTINで、このスペックだとプラス10万円オーバーしますから

とてもお買い得なモデルだと思います。

ブリッジ、指板は、マダガスカルローズウッドです。


僕は、これまでJ-45を1956年、1959年、1961年、1964年と所有して来ましたが

Gibson J-45 True Vintage は、それらのビンテージギターに優るとも劣らないギターです。

今後、GIBSON社では、マダガスカルローズウッドやエボニーまでギター材として

使用する事が出来なくなるそうです。

これから価値が上がりそうなギターです。

今度の水曜日に手元に届くので、改めて詳しくレポートします。  


Posted by goyaman at 09:06Comments(12)ギター