沖縄アコギ好き親父のブログ

アコースティック・ソロ・ギター　Pulling Offの三人のメンバーの方達が
僕の楽器部屋に遊びに来ました。
軽い食事は用意しますので
飲み物だけを持って来て下さいと御願いしたのですが
西瓜から、シュークリーム、ドリンク類と
まるで、お盆の時に本家を訪ねる時のように
沢山のお土産を持って来てくれました（笑

僕自身はインストは殆どやらないのですが
ギターその物の音が大好きですので
前日からわくわくして中々寝付けませんでした。

照屋さん、ひげオヤジさん、小倉さん
それぞれ、微妙にソロギターの好みが違うようですが
三人とも非常に上手で、自分のギターで
素晴らしいギターソロが聴けて、嬉しかったです。



ひげオヤジさんは、癒し系のバラードがお好きなようで
涙そうそう、赤いスイートピー、ブレッドのIFなどを弾いてくれました。
繊細な指のタッチで、僕のギターが喜んでいるように良い音がしてます。
音楽の好みも僕に非常に似ています。
彼にはMARTIN OMC-18LJが合っているようです。



照屋さんは、最初は遠慮がちに弾いていましたが
クラシックのアルファンブラの思い出を急に弾いた時はびっくりです。
聞けば、クラシックも習っていたそうです。
照屋さんは男性的で包容力の有る声で、オリジナル曲を効かせて貰いましたが
目を瞑ると、沖縄のコバルトブルーの海が浮かんで来るようでした。
地元の印刷会社のCMソングにも取り入れられていますが
本当に素敵な曲で僕の持ち歌にしても良いと言う許可を貰いました。
彼のダイナミックな歌には、Dサイズが合っているようです。
D-45のふくよかな音が一番素敵でした。
ラリビーの上位機種を持参してくれましたが
音の分離に優れていて素晴らしいギターでした。
買ってから殆ど弾いて無いようですが
ぜひ、メインギターとして使って欲しいです。



小倉さんは、どちらかと言うと軽快なテンポの
ラグタイム系がお好きなようです。
五つの赤い風船の「まるで洪水のように」を急に弾かれた時はびっくりです。
PPM、S&G、拓郎から揚水に至るまで
レパートリーが広いです。
彼には、キラキラ系の音より、
素朴なGIBSON系やテイラーの音が合っているように思いました。

三人とも凄く良い方で、僕も久しぶりにアコギネタで盛り上がり
子供のような気持ちになって、はしゃいじゃいました。
その後は、照屋さんの奥様も加わって首里のアルテ崎山さんに
壽屋音次郎さんのライブを見に行きました。





音次郎さんのライブは久しぶりですが
彼のソウルフルな歌に骨の髄まで溶けちゃいそうでした。
彼はギターテクも抜群に上手く、時には優しく
時にはスリリングに弾くギターの音に痺れました。
未だに、彼のような素晴らしいミュージシャンのライブを
身近に聴けるなんて信じられない気持ちです。





その日のステージは２ステージに分けて行われましたが
オリジナルから、ソウルミュージック、ジェームステイラーまで
彼が歌うと、すべてがR&B的な黒っぽいフィーリングで
最後まで飽きさせません。



Pulling Offの皆さんは音次郎さんのライブを見るのは初めてですが
きっと満足して下さったと確信します。



こうして楽しく一日が終わりました。
僕は出張がちで沖縄には一月に一週間位しか居ないので
沖縄でギター好きの友人をゲットする為にこのブログを始めましたが
多くの素敵な人達と知り合い、満足しています。

ギターネタばかりで、ギタージャンキーのように思う方も居ると思いますが
ちゃんと仕事は一生懸命やってますよ。
そうでないと、今の厳しい世の中、僕の経営するお店も
あっと言う間に消滅してしまいます。

Pulling Offの皆さん、また遊びに来て下さいね！！