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Posted by TI-DA at

2012年06月29日

Martin HD-28KM アメリカより到着




Martin HD-28KMが、一昨日到着しました。

オークションなどのように現物を試奏しないでの購入は

梱包を解くまでは、どきどきします。


ケースを開けて見ると、前オーナーが

大切にしていたギターの用で、ミント状態です。

ケースの中には、MARTINの保証書や

ブルースプレイヤーのKeb Mo' の

詳しい説明のコピーや値札まで入っていました。





ボデイトップは、エイジングトナーで着色されていて

中々良い感じです。

トップ材のイングルマンスプルースも

非常に目が詰まった物が使われています。





使用されているコアは、とても美しい立体感の有る木目です。

コア材は、ハカランダ同様、伐採や輸出が厳しくなっているようです。





フレットボードには、Keb Mo' のサインが入っています。

Keb Mo' はブルースプレイヤーで

YouTubeでライブ動画をチエックして見ましたが

殆どがGIBSONやリゾネーターを使用しています。

ブルースギタリストにとっては、出過ぎる倍音やサステイーンは

あまり相応しく無いと思いますが

MARTIN社で、シグネイチャーモデルを発表するにあたり

どのような音色を求めたか興味が有ります。


このモデルは、基本的には、HD-28Vが元になっています。

HD-28Vは今でも大人気のモデルで、僕も所有していましたが

低音弦の出過ぎるボリュームに対して

高音弦が引っ込んだ感じで、すぐに手放してしまいました。

良く言われるドンシャリのシャリを弱くした感じです。


さて、このギターの音色ですが

MARTINのドレッドノートサイズの中では

コア特有の清んだ明るめの音です。

適度な倍音とサステーンで、弦鳴りを邪魔しません。

しかも、とても音量が有ります。

以前、オールコアのMARTIN D-42を弾かせて貰った事が有りますが

オールコアだと、音がカリンカリンした感じで

音の深みや厚みが乏しかった印象が有ります。


このギターは、サイドバックのコア材の音を

トップ材のイングルマンスプースで

柔らかい音色と倍音とサステイーンを付け加えたのだと思います。


フインガープレイで弾いて見ると

高音弦の音が太く、しかもカラッとしているので

弾いていてとても気持ちが良いです。

ピッキングしても、エッジが効いて

MARTINの音にGIBSONのジャキジャキ感を

プラスした感じです。


好みの音かと聞かれると、まだ人見知り状態で分かりません。

しばらく手元に置いて、持ち続けるのか手放すか決めたいと思います。

手放す時は、当ブログで告知します。

  


Posted by goyaman at 09:40Comments(6)ギター

2012年06月26日

驚異的な小型ハイパワーアンプ LunchBox Acoustic




先日、中野に有るイリュージョンさんで行われた

壽屋音次郎さんは、凄く盛り上がりましたが

お店に入ってステージ上の機材を見た時

音響機材がコンパクト過ぎて大丈夫かなと思いました。


幾ら爆声の音次郎さんでも、30人キャパの満員状態で

脇に写真のような小さな白いアンプに

エレキギターとボーカル用のマイクを繋ぐだけでは

心もとない感じがしましたが

ライブが始まると、普通のPAシステムを使っているかのように

大迫力でした。

きっと目立たない場所にPAスピーカーが隠されていると思い

何度も確認しましたが、やはり白い小さなアンプが一個だけ(汗


ライブから戻って来てから、ネットで色々調べた結果

やっと、どんなアンプかが分かりました。





ZT Amp LunchBox Acousticと言って


サイズは192mm x 249mm x 196mmで重量が5.4キロで

出力が何と200Wも出るそうです。

出力が大きいアンプはサイズもでかくて重たいと言う

僕の常識を覆すモデルです(汗

これなら持ち運びも楽ですから

何処へでも気軽に持って行けます。

僕が最近手に入れたAIR BINGOの半分のサイズです。





驚くべきところは、何と2チャンネルで

楽器用とマイク用に分かれていますから

弾き語り用にも使えます。

エフェクトはアナログ的なスプリングリバーブが付いています。





バック面には、豊富な入出力が付いています。

エフェクトリターンや、ヘッドフォン出力

何と、コンデサーマイク用のファンタム電源まで付いています。

しかし、このサイズでフルパワーを出したら

アンプが何処かへ飛んで行きそうです(汗


  


Posted by goyaman at 12:38Comments(8)機材

2012年06月25日

久々の壽屋音次郎さんのライブ!!




壽屋音次郎さんのライブが中野に在る、

イリュージョンと言うバーで在ったので行って来ました。


ライブ前日に予約を入れたのですが

満席との事でしたが、立ち見でもとお願いしたら

お店の人に特別に入れて貰う事になりました。





立ち見でも音次郎さんのライブが見れるので大満足でしたが

お店に行くと、コースターに、このようなメッセージが・・・・・・

イリュージョンさんの配慮に感謝感謝です!!





音次郎さんの姿を見るのは本当に久しぶりです。

今まではアコギを使っていましたが、今回は

イエローのテレキャスターです。

PAは無く、脇には、とても小さなアンプが置いてあって

ギターとマイクが繋がっています。


音次郎さんの声は日本人離れした声量ですが

満員のお客様を前にして、その機材で大丈夫かと思いましたが

ライブが始まると、凄い迫力でびっくりしました。

伸びの有るソウルフルな歌で、脳梗塞で倒れる前の

素晴らしいステージが見れて興奮しました。

満員のお客さんも乗りに乗っています。


音次郎さんのライブの素晴らしさは、とても言葉では表現出来ません。

アンコールで、ブルースハープとボーカルで歌ってくれた

「上を向いて歩こう」に音次郎さんの思いが

凝縮されている気がしました。

会場が暗い上に遠くからの撮影なので

とても見辛い動画ですが、ぜひご覧下さい。





もう一曲アップします。

YouTubeですでにアップされている「赤いスイトピー」です。

更に画像が悪くなりますが、目を瞑って聴いて下さい。








  


Posted by goyaman at 03:42Comments(2)壽屋音次郎

2012年06月22日

Martin Keb Mo' Signature Guitar Model HD-28KM




Martin Keb Mo' Signature Guitar Model HD-28KMを手に入れました。

ずっと前から、バックサイドがハワイアンコアのギターが欲しいと思っていました。

以前、御茶ノ水のブルーGで出物が在ったのですが

試奏しに行こうと思っている内に売れてしまいました。

それ以来、二年間探し続けましたが、やっと見つかりました。





正面から見ると、バインデイングがヘリンボーンで

HD-28Vのような感じです。

サウンドホールのアバロン貝の縁取りが、ちょっと違います。





このモデルは、Keb Mo' のシグネイチャーモデルなので

フレットボードにサインが施されています。





バックサイドは、見事なコア材が使われています。

コア材のカラっとした音に、表板のイングルマンスプルースが

適度な倍音とサステイーンが付加された素敵な音だと思います。

このギターは、まだ手元には届いていません。

今週末にはアメリカから沖縄に届く予定です。


YouTubeに、このモデルを弾いている動画を見つけたので

貼り付けます。





甘く優しい音色です!!





Keb Mo' 自体は、GIBSONのギターの使用が多いようですが

このモデルを弾いている動画が見つかりました。

ただし、ラインの音ですから、音質もブルースプレイ用に

低中域を絞ったチープな音にしています。


僕は来週沖縄に戻るので

次回のアコーステイックギター愛好会に持参出来ると思います。

沖縄のアコギ好きの皆さんに弾いて貰います。


Model: HD-28KM (Keb Mo)

Construction: Mahogany Blocks/Dovetail Neck Joint

Body Size: D-14 Fret

Top: Solid Englemann Spruce

Rosette: Style 45

Top Bracing Pattern: Standard ''X'' Scalloped, Forward Shifted

Top Braces: Solid Sitka Spruce 5/16''

Back Material: Solid Flamed Hawaiian Koa

Back Purfling: HD Style Zig Zag

Side Material: Solid Flamed Hawaiian Koa

Endpiece: Grained Ivoroid

Endpiece Inlay: Black/White/Black Boltaron

Binding: Grained Ivoroid

Top Inlay Style: Fine Herringbone

Side Inlay: Black/White/Black

Back Inlay: Black/White/Black

Neck Material: Solid Mahogany

Neck Shape: Low Profile

Nut Material: Bone

Headstock: Solid/Diamond/Square Taper

Headplate: Solid Ebony w/ Old Style Large Decal

Heelcap: Grained Ivoroid

Fingerboard Material: Solid Black Ebony

Scale Length: 25.4''

Number of Frets Clear: 14

Number of Frets Total: 20

Fingerboard Width at Nut: 1-3/4''

Fingerboard Width at 12th Fret: 2-1/4''

Fingerboard Position Inlays: Diamonds & Squares

Fingerboard Binding: none  


Posted by goyaman at 10:28Comments(4)ギター

2012年06月20日

GIBSON CF-100Eの嫁ぎ先が決まる。




GIBSON CF-100E 1955年製は、ブログで手放す事を告知して

三日目に、オファーが有りました。


SAさんと言って、今回もご縁の有る方でした。

この世界は以外と狭いです。

戦うオヤジの応援団に所属している方で

共通の知人の名前が沢山出て来てびっくりでした。


何度かメールでやり取りをしたら

僕と同じ匂い(ギタークレイジーな)がするのです(笑

早速、ギターを試奏して頂く事になり

先日の日曜日にアパートの近くまで迎えに来て貰って

一緒にお茶の水まで行きました。


所有ギターを聞くと、次々と出て来るギターの名前にびっくりです。

何と、押尾コータローさんが使用しているグレーベンだけで

七本も所有しているとの事(汗

他に記憶しているのは、1956年代のGIBSON サザンジャンボ

MARTIN D-45GE、ソモギまで持っていると言うではないですか!!


ギターの試奏は後回しにして、一緒にギターショップ回りをしました。

これだけのギターを買われる方ですから

格ショップでは勿論VIP扱い。

僕なんかが訪れた時と当然ながら対応が違います(笑

彼が試奏した後に、僕に弾いて見たらと次々と

ギターを渡してくれます。

興奮して血圧が上がって来るのが分かります。

ギターショップのブルーGさんには、グレーベンのギターを

リペアで預けて有ると言う事で、取りに行きましたが

そのギターの凄い事。





ヘッドには、人魚の凄いインレイが





MARTINで言うところの000タイプでしょうか。

ポジションマークと、ボデイ回りのアバロン貝が凄いです。

勿論このギターも弾かせて貰いましたが

スモールサイズなのに、とても音量の有る素敵な音でした。


ブルーGでは、SAさんのお陰で凄いギターを弾かせて貰いました。





何と、1941年製のGIBSON J-35です。

J-45の元になったと言われているギターです。

戦前のモデルで、アデイロンTOPです。

こんなに音量の有るギターを弾いたのは初めてです。

SAさんのお陰で、凄いギターを次々と弾かせて貰い

その晩は、中々寝付けませんでした。


ギターショップ回りをした後

近くのカラオケ屋でGIBSON CF-100EをSAさんに

試奏して貰う事になりましたが

フィンガーソロからブルースまで、とてもジャンルが広く

テクニックも抜群でした。

SAさんは、とても気に入って下さり

お買い上げが決定しました。


いずれSAさんのお宅に招いて頂いて

所有ギターも披露してくれる事になったので

このブログで紹介したいと思います。


何度も書きましたが

ギターを引き続けたり所有したりする事で

全国の多くの素敵な方と知り合いましたが

僕にとって、そちらの方が凄い財産です。


SAさんのお陰で、あこぎ好きの僕にとって

至福の時を過ごさせてくれたSAさんに

感謝感謝です!!  


Posted by goyaman at 01:21Comments(2)ギター

2012年06月17日

otoさんが最近手に入れたギター




このブログが縁で、お友達になったotoさんから

最近購入したギター二本の写真と

購入に到るまでの経緯がメールで届きましたので

otoさんの許可を得て、掲載します。


otoさんは石川鷹彦フリークの方で

GIBSON J-50 1964年製、YAMAHA FG-500 カ

カワセ楽器のMASTAR Froggy Bottomと

とてもマニアックなギターをお持ちの方です。

購入の仕方も非常に冷静で、僕と違って衝動買いは

殆どなさらない方だと思います。


そんな彼が購入したのは、YAMAHA FG-150と

Fender Malibu NATです。

1960年代に発売されたYAMAHAの赤ラベルのFG-150は

今でもプレミアムが付くほど人気のギターですが

Fender Malibu NATとなると、びっくりです。

1970年頃のカタログにフェンダーのストラトのネックを

くっつけたようなアコーステイックギターが載っていたのを

覚えていますが、ネックがボルトオンジョイントだったと思います。






ゴーヤーマンさま


お久しぶりです。ギブソンもアディロンに落ち着かれた御様子。

でもそこに至る過程を、存分にお楽しみになられたのではないでしょうか。

アディロンのJ-45を今後使っていかれるとしても

歴史的名器と比較された上でのこと。納得感が違うと思います。


さて私はと申しますと、ゴーヤーマンさまのブログで紹介していただいた

5本でラインナップは固まりましたが、

今年になりFender Malibu NATとFG-150(1967)を手に入れ

普段使いしております。


安いギターではありますが、どちらも希少な掘り出し物で

すこぶる音は良いので、気が向かれましたら、紹介してください。


TO. oto

【FG-150(1967)】

ヤマハ初のフォークギターFG-150。初期FG-150の入荷が多い、

東京の102スタジオでの購入ですが、原則店舗での販売とのことで

これまで何回も悔しい思いをしていました。

5月下旬、今回も一番電話に係わらず当日来店予定者に

1日のHOLD権が行ったのですが

HOLDされた方が仕事で閉店時刻に間に合わなくなったこと

過去何回も私がオファーしたことを店側が気の毒に思ってくれたこと

翌日が店の定休日だったこと、のラッキーが重なり、念願かなってのゲットです。


FG-180は「ゆず」が使って有名ですが音が暴れるので

FG-150の評価の方が断然高いのですね。

また、FG-500の初期物と比べても作りの良さは別物です。

当時物価は5年で倍以上の上がりですから

納得です。ボディー内部までトップと同じ塗装が施されているため

乾きすぎて軽すぎるということもなく、繊細かつボリューム感のある、良い音してます。

外観も、奇跡的ニアミントコンディションです。

当時のFG-150専用ロケット型オリジナルハードケースも、小さくて便利です。


【ショップ説明文】

今回入荷のFG-150もFGサウンドを代表する

お手本のような音色でバッチリと鳴ってくれます!

今回入荷した個体は、ちょうど「初期ライトグリーンラベル」から

「赤ラベル」に移行したばかりの6を頭にした6桁シリアルで

67年頃の製造と推測されます。


ヘッドロゴも「YAMAHA」横ロゴ、ロッドカバーも通称「釣鐘型」

ペグもクロームのノブが分厚いライトグリーンラベル期と同じ

最初期ペグと赤ラベルの最初期の一本。

この時期のギターが現在の「赤ラベル伝説」を築いたのもうなずける

後期赤ラベルとは一線を画すクオリティーです。


ネックの状態も良く、ベストなセッティングで

製造から43年を経過して木部も安定しており

今後も安心してお使いいただけると思います。

サウンドについては、40年以上の弾きこみをもって整った倍音成分の響きが美しく

ストローク、フィンガー問わずに鳴ってくれます!


経年と使い込みによって、カラカラに枯れ過ぎてしまい

軽量になりすぎてしまってもサウンドの芯が失われてしまい

強いピッキングでは代えって"音が暴れてしまう

"オールドFGも多く見受けられますが、本機はサウンドに芯があり

美しい響きもあり、ヴィンテージの味わい深さを堪能できる

ブレンドが完成した素晴らしい個体の一本です!


この価格帯でヴィンテージサウンドが得られながら

気を遣いすぎずに、リビングに寝室に

いつでもスタンバイOKな状態で立てかけておいて

ストレス無く付き合っていける相棒をお探しの方に大プッシュの一本!


【私からショップへ】

ご説明どおり、音も程度もバッチリで

初期FG-150の作りの良さに、感嘆しきりです。
所有する最初期FG-500と後期物の差も歴然としておりましたが

かなり長期に渡って作られたFG-150の差は別物ぐらいの開きがあり

貴重な物を便宜を図って提供していただいたこと、感謝にたえません。

サドル・ナットも交換せずに使えそうなので、エキストラライトゲージから

R Coccoライトゲージへの変更による、ロッド、ナット溝等の微修正で行けそうです。

今回は本当に有難うございました。末永く愛用させていただきます。


【ショップから私へ】

この度はFG-150をご購入頂き誠に有難う御座いました。

ご購入商品を気に入って頂けましたようで、ご丁寧にメールまで頂戴し

販売店冥利に尽きるご対応に感謝申し上げます。

40年以上経過していてもあのコンディションが

KEEPされたモノが残っている事自体が驚きでしたが

こういったアイテムは、サウンド、コンディション共に

状態の良いFGを長期に渡って熱心に探されていていた

oto様のような方のお手元に届くべきアイテムだったのだと

僭越ながら思う次第で御座います。

また何かのご縁でお取引させて頂く機会があるかとは思いますが

今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。





【Fender Malibu NAT】

FG-500(1970)、J-50(1964)、Master D(1971)、アディロン・マホFroggy Bottom(1998)

アディロン000-28(1995)でほぼ固まったラインナップでしたが

手軽に持ち運べるパーラーギターを探しておりました。

それも、単版の本格的なもの。K.Yairi Nocturne、TACOMA P-1

Headway HN401を関西で試奏したものの、前二者はスケールが短すぎ

Headwayは中高音は綺麗だが5、6弦が出ない。

1月下旬、Fender Malibu NAT スプルース・マホ単版 マホネック スケール

628mm(2006、当時定価8万弱)の問屋ストック新品がセール特価2万9800円で

これまでギルドやマスター等3本買ったミュージックショップ・マーチさんからネットに上がり

問い合わせを。韓国製だが昔と違い、材も塗装の質感もバッチリ

何よりパーラーとは思えない低音が出てバランスも抜群とのこと。

並のショップなら話半分なのですが、マーチの出羽さんの見立てに

これまで一切裏切られたことがなく、話以上の買物が出来たということで

安いので駄目でも元々と思い、決断。手元に届き、ビックリですよ。

関西で試奏した遥かに高価な3本より音がデカイし、低音も伸びるし

十万超の国産マホ単版オーディトリアムに劣らない音色です。

サドル、ナット、ピンがフェンダーのエレキで使われるユリア樹脂だったので

スタジオMにてナットの弦幅を1mm広げて弦ガイド溝切りのついでに全て牛骨に交換。

最高の出音を得るべく、一度作ったナットの作り替えなどされたらしく

倍の工期がかかりましたが、見積もり金額でOKでした。

調整後、スタジオMから、余りの音の良さを褒められました。

これは普段ないことなのですけどね。


ネックがJ-50(1964)程に薄くて抜群に弾き易く

弾き込むに連れて更に音が育っているので、毎日弾く練習ギターになっています。



気合の入ったレビュと購入に到るまでのギターショップとのやり取り

とても勉強になりました。

Fender Malibu NATの説明を見ただけで

またギター収集病が新たに展開しそうです(汗



  


Posted by goyaman at 23:25Comments(2)ギター

2012年06月14日

MARTIN OMC-28LJの嫁ぎ先 Sさんからのレビュ




MARTIN OMC-28LJを購入されたSさんからコメントが来ました。

このギターは、ギターの入れ替えで悩んでいた時

偶然にもSさんから、譲って欲しいとのメールを頂きました。

丁重な文章からは、アコギ好きでギターを大切にする方だと

確信しましたので、もし、他の人に譲る時は一報下さる事を条件に

お譲りする事になりました。



※SさんからのOMC-28LJに対するレビュ

ゴーヤーマン様

こんにちは、Sです。
昨夜遅くまで弾いていましたので、いささか寝不足です。
さて、私の拙い文章ではこのギターのよさを表現できるのには
限界がありますが、簡単なレポートを書きましたので宜しくお願いします。

「かねてからゴーヤマンさんに、もし将来Martin 0MC-28 LJを手放される時が
あれば、お譲りしてくださいとお願いしておりました。
この度、タイミングよくゴーヤマンさんが、二台目となるMartin 0MC-28 MLJを
購入されたとのことで、念願かなったわけです。

早速届いたギターを弾いてみると、ゴーヤマンさんがこのモデルを4台も
購入されてきた理由がわかるような気がしました。

繊細で、きらびやかな倍音が湧き上がり
指で弾いた時のレスポンス早く、なおかつ大きな音で鳴るギターです。
柔らかくとても深い音を感じます。
とろけるような甘さもなんともいえません。

また、表板にはアディロンダックでは珍しいベアクロウが使ってあったり、
ローレンス・ジュバーのサイン入りで所有満足度も高いです。

このギターは元ウイングスのローレンス・ジュバーのモデルですが、
聞くところによると、ローレンス・ジュバーは以前にはコリングスのOMを使ってたそうです。
そのせいなのか、本家としてのMartinの本気度が伝わります。

大切なギターを譲ってくださりまして、誠にありがとうございました。」
  


Posted by goyaman at 23:32Comments(2)ギター

2012年06月11日

GIBSON 1955年製 CF-100Eを手放す事に




GIBSONに関しては、北海道の方から譲って頂いた

GIBSON J-45TVばかり弾いています。

僕のアデイロントップ病は相当深刻で

MARTIN以外のギターにも、その材を求めるように、なってしまいました。

アデイロントップのGIBSON J-45TVは、そんな僕にとって

ジャストタイミングの登場でした。


最近、二本目となるMARTIN OMC-28MLJを手に入れてからは

残念ながら余計に、GIBSON CF-100Eを弾く事が少なくなってしまいました。

せっかくの名機を死蔵する事はギターが可哀想です。


GIBSON CF-100Eは、購入後、大枚掛けてネックリセットを施しましたので

サドルの高さも十分有りますから、サステイーンと倍音も申し分有りません。

恐らく今後、数十年は、最高のコンデションで弾き続ける事が出来ます。

Jギターやデジマートで調べても殆どの楽器屋で

かなりの高値でソールドアウト状態です。

今後、非常に手に入り難いギターだと思います。


明後日から韓国に出張に行きますので

とりあえず、このブログで告知して、購入者が現れない場合は

土曜日に日本に戻って来てから、ギターショップに

委託に出そうと思います。


購入希望の方や質問等は、コメントでは無く

オーナーへのメッセージの欄から問い合わせ下さい。


※詳しい写真をネット上に公開しています。

https://box.yahoo.co.jp/guest/slideshow?guid=KGH52RVTUEELKM476TVT6TUWWM&sid=box-l-kgh52rvtueelkm476tvt6tuwwm-1001&uniqid=927b47fa-3dfb-434b-a6c8-1d9a9454220c

※スマートフォンで見れない方は

https://box.yahoo.co.jp/guest/viewer?sid=box-l-kgh52rvtueelkm476tvt6tuwwm-1001&uniqid=927b47fa-3dfb-434b-a6c8-1d9a9454220c


GIBSON CF-100Eは
嫁ぎ先が決まりました。
  


Posted by goyaman at 13:07Comments(0)ギター

2012年06月10日

YAMAKI NO.1150の嫁ぎ先nissing15さんからのコメント




YAMAKI NO.1150を購入して頂いたnissing15さんから

コメントが有りましたので紹介します。

このギターは、トップが蝦夷松、バックサイドがハカランダと言う

とても素晴らしい材が使われたギターでしたが

音の傾向は、残念ながら僕の好みでは有りませんでした。

一言で言うと音が硬質過ぎるのです。

僕が今後も所有し続けるとしたら、ブレーシングを削ったりして

倍音とサステイーンが出るよう調整していたと思います。


ブログ上で、売却する事を告知したら

すぐにnissing15からメールが有り

このギターをずっと探し続けていたとの事でした

メールの返信には、このギターの長所よりも短所を沢山書来ましたが

それでも欲しいとの事で、お譲りする事になりました。


nissing15さんとは、ヤフオクで

MARTIN D-18 1938 CUSTOMを購入したのが、きっかけで

知り合いました。

ノーマンブレイクの大ファンだった彼に

僕が学生時代にバイトして、アメリカまで行って購入した

初MARTINのD-18Sを、お譲りしました。

nissing15はその後、かなりの経費を掛けて

素晴らしいギター甦らせてくれました。





nissing15さんが、YouTubeの動画で弾いているのが

お譲りしたMARTIN D-18 1971年製です。

抜群のギタープレイで、世界中のブルーグラス好きの人から

コメントが殺到しています。

自分が縁有って所有したギターが、何処の誰が

所有しているのかが分かるのは、とても嬉しい事です。


そしてお待たせのYAMAKI NO.1150の動画です。





nissing15さんのハードプレイにも各弦の輪郭がはっきりしていて

音が暴れていないのが凄いです。

こう言ったプレイには、YAMAKI特有の硬質な音が合っているんですね。

この音なら、バンジョーやマンドリン、フィドルなどの音にに埋もれず

遠鳴りすると思います。


※以下はnissing15さんからのコメントです。


GOYAMANさん


こんにちは!nissing15です。

関西地方も梅雨に入りましたが、今日は晴れております。

梅雨の中休みのようです。

今日は湿度もそう高くなさそうなので、お譲りいただいたYAMAKIをケースから

出して、弾いておりました。



だいぶんギターと息があってきたので、アップしました。↓

http://www.youtube.com/watch?v=thx1Ewtki6s



この野太い枯れた、何とも言えない味わいある音はこのような、質量感のある

しっかりしたハカランダのギターでないと出せないです。


また、ベース弦をタカタカ弾くこのような曲にぴったりだと思いましたので

この曲にしました。




インディアンローズだと、音の輪郭がぼけてしまい、タカタカと小刻みな

音がちゃんと表現できないのです。

スキャロップもしかり、スキャロップなんか入れてしまうと、かなり音が

ぼやけてきます。

したがってこのような、ハカランダ+ノンスキャを探していたのです。



ほぼ狙い通りの音でした。

本当にありがとうございました。

また、goyamanさんのコレクションが一つ私のコレクションになってしまいました。

goyamanさんが、宝物を運んで来てくださる恵比寿様に見えます。(笑)



今後ともよろしくお願いいたします。

失礼いたします。  


Posted by goyaman at 19:01Comments(0)ギター

2012年06月08日

四代目となるローレンスジュバーモデル




アメリカから通算四代目となる、Martin OMC-28M Laurence Juberが

アメリカより、手元に届きました。

今まで、OMC-18LJ×二台、OMC-28LJ、OMC-28M×2台を

手に入れて来た事になります。


バックサイドの材が違うとは言え、同じシグネイチャーモデルを

四台も続けて購入した人は、滅多に居ない

いや、世界で僕だけかも知れません(汗

それほどまでに、このモデルは素晴らしいのです。


ギターは今日の早朝に届きましたが

眠気も吹っ飛んでしまって、ずっと弾いています。

弦は、MARTINのフォスファーブロンズ弦の

とても古い弦が張られていますが

それでも、美しい音が部屋中に響いています。

音量も凄くて、ドレットノートタイプを必要としません。





運送屋からギターが届いて、ケースを開ける時は

いつも動悸が激しくなります。

ギターの状態は、まったくのミント状態です。





トップ材のアデイロンダックスプルースの木目は

もう一台所有している同モデルに比べて

とても目が詰まっています。








バックサイドのマダガスカルローズウッドの材は

すでに持っている同モデルに比べて

木目がワイルドで濃い感じです。







木目の好みで言えば、今回手に入れたワイルドな木目が好きです。






シリアル番号は、今回手に入れたモデルが、34番

すでに手に入れたモデルは、202番です。

前半に作られた方が良いとは限らないでしょうが

古い方に魅力を感じます。

今回手に入れたギターは、東京のアパートに

もう一本は、沖縄に置いていますが

両方を弾き比べて、一本に絞るか

どちらに居ても、同じモデルを弾けるように、手元に置くか

これから考え続けます。


他にバックサイドがローズウッドのOMC-28LJを持っていますが

ジャストタイミングで、購入希望のメッセージを頂いていたので

弾き比べた結果、その方にお譲りしようと思います。

OMC-28LJは、甘く倍音に満ちた音

OMC-28MLJは、音は固めで、パワーの有る音です。  


Posted by goyaman at 10:00Comments(10)ギター

2012年06月06日

GIBSON J-45 1964年製 SOLD OUT




GIBSON J-45 1964年製を売却予定とブログで告知したら

その日の内に、購入希望者が見つかりました。

このギターは、僕が初めて手に入れた、GIBSONのビンテージの

AJサドルのギターです。


アジャスタブルサドルは、構造的に、サドルがねじで浮かせて有るので

鳴らないと思っていましたが、楽器屋でこのギターを試奏した時は

固定サドル以上の鳴りにびっくりして、即購入しました。


その後、何本かのJ-45を手に入れたので

一本に絞り込む為に、売却を決意したのですが

今回購入して頂いた方は、ミュージシャンの壽屋音次郎さんのお店で

親しくさせて頂いたお医者様でした。

沖縄に永住する御積りだったのですが、お子さんの進学の為に

本土に引き上げる事になりました。

新たな赴任先に行かれる前に、東北の被災地で医療活動をされていて

尊敬していました。


ギターを弾いたり、所有したりする事で

本来なら、出会えない、多くの素敵な方達と知り合う事が出来ました。

今回もご縁の有る方の手元に旅立つ事になりました。

このギターは、前のオーナーが色々と手を掛けられた

素晴らしいギターです。

きっと満足して頂けると確信します。

Good by GIBSON J-45!!  


Posted by goyaman at 23:27Comments(0)ギター

2012年06月04日

Gibson J-45 TV True VintageでGIBSONは完結




僕はMARTINのD-18GEを手に入れてから

表板の、アデイロンスプルースの音色の素晴らしさを知りました。

その後、手に入れたのは、MARTINに関しては

殆どアデイロンTOPのギターばかりです。


GIBSONに関しては、J-45を中心に

1956年製、1959年製、1961年製、1964年製を所有して来ました。

ビンテージには、ヴィンテージの良さが有りますが

GIBSON社がアデイロンTOPの

Gibson J-45 TV True Vintageを発売すると知った時から

ずっと中古の出物を狙っていました。


そして、北海道のGIBSONフリークの方から

Gibson J-45 TV True Vintageを譲って貰って

想像していた以上に素晴らしい音に驚愕しました。

それほどまでに、トップ材のアデイロンダックスプルースは

僕の音の好みに、合っていました。





そうなると、同じモデルを持っていても贅沢なので

先月には、1959年製のJ-45をギターショップに委託に出しました。

委託に出す前に、信頼出来るリペアマンの小野さんに調整済みです。

相場よりは、安めに出しているので、すぐに売れちゃうと思います。






GIBSON J-45 1964年製です。

退色していない、チエリーサンバーストです。

ヴィンテージなのに、余りに塗装面が綺麗なので

塗装をリフィニシュされているのかと思っていましたが

リペアマンに判断を仰いでも、分からないとの事です。、

それ位、綺麗な状態です。


ウイークポイントとしては、ピックガードが

厚みの薄いブラックに取り替えられています。

その年代からは、ピックガードがかなり厚めの物に

変更されたので、前オーナーが鳴りを良くする為に

取り替えたと思われます。


ブリッジは、アジャスタブルサドルで、ハカランダサドルです。

ブリッジもオリジナルでは無いと思いますが

1963年前後にJ-45に付いていたブラステイック製のブリッジから

木製の物に取り替えられたのではないでしょうか。


以前、ナットを象牙に取り替えて貰った、埼玉のリペアマンからは

これほど鳴りの良いJ-45に出会った事が無いと言われました。

アジャスタブルサドルとは思えないほどの音量が有ります。

僕のブログを見て頂いている方達に格安でお譲りしたいと思います。

将来、手放す時に、損をしないお値段を考えています。

希望者が居ない場合、ギターショップに委託に出します。

他にセラミックサドルと象牙製でスロッドサドルのように

ボデイ面に接着出来る厚みの有るサドルが付属します。

一本のギターで、ハカランダサドル、象牙製のサドル

そして、象牙製のスロッドサドルの音色が楽しめます。


※問い合わせは、コメントからでは無く

 オーナーへのメッセージからお願いします。

 なお、メッセージは公開されません。


※GIBSON J-45 1964年製は購入者が決定しました。  


Posted by goyaman at 01:03Comments(6)ギター

2012年06月01日

SING a SONG DAY  IN ブガベア大盛況 Ⅱ




SING a SONG DAY IN ブガベアの報告続編です。

僕は、東京では、飛び入り主体のフォークバーや

戦うオヤジの応援団の練習会にも参加していますが

これだけのGIBSONが揃った事に遭遇した事は有りません。

沖縄はGIBSON好きが多いようです。

こうやってJ-45が並ぶと、まるてギターショップのGIBSONコーナーです。


左から、1961年製のJ-45 1964年製のJ-45 

2011年製のGibson J-45 True Vintageが日本並びます。

何と二つのGibson J-45 True Vintageのシリアルが四番違いだそうです。

同じ日に作られたギターが、アメリカから遠く離れた沖縄で出会うのですから

凄い事です。

ヴィンテージのJ-45は枯れた優しい音

近年物のGibson J-45 True Vintageは、ダイナミックレンジが広く

じゃじゃ馬のような迫力が有ります。

軽いタッチで弾いても、ギター全体から音が響きます。





初参加の中西さんのGIBSON J-200です。

大型のボデイから出る、太い音は、このサイズならではだと思います。

1990年代のモデルだそうです。

ヤワな人には、弾きこなせないギターです。





GIBSON J-200のサイズを少し小さくしたJ-185です。

とてもグラマラスなボデイをしています。

近年物ですが、ボデイのくびれが深いので、とても抱えやすく

ネックグリップも薄くラウンドしていて、とても弾き易いです。

バックサイドがメイプルですが

マイクの乗りが、とても良いです。

音は、GIBSONにしては、澄んだ繊細な音がします。

フィンガーソロにも使えそうです。





GIBSONでは無いのですが、最も注目を浴びた

イーストマン社製のMARTINの00タイプのギターです。

アデイロンTOPにバックサイドがマホガニーです。

小さなボデイからは、考えら得ないほど

芯の有る音で、倍音とサステイーンが凄くて

繊細で美しい音がします。





GIBSON CF-100Eです。

1955年製です、生産台数が少なく、中々手に入り難いギターです。

枯れた優しい音がします。けして、ジャキジャキした音では有りません。

ラインを通した音は、フルアコのジャズギターのような甘い音がします。





韓国製ですが、とてもクオリテイの高いギターです。

繊細で、サステイーンが効いていて、フィンガーソロに向いている感じです。


ブガベアで毎週開催される、SING a SONG DAYは

けして、ハイエンドのギターを所有する人達だけの集会では有りません。

ギターを弾きながら歌う事が大好きで

長いブランクの後、再びギターを弾き始めた人が殆どです。

親父の年代になってから、若い頃から憧れ続けたギターを

自分へのご褒美として、手に入れた方が多いです。


GIBSONやMARTINを所有していなくても

一度は弾いて見たいと思う方や

今後の購入を考えていて、参加者のギターを弾いて見て

参考にしたいと言う方も居ます。


アコーステイックバー「ブガベア」では

毎週水曜日に、このような宴が有ります。

アコギ好きの方、弾き語りが大好きな方

今まで、人前で弾き語りをした事が無いけど

チャレンジして見たいと思う方は

ぜひご参加下さい。


この日は、沢山の参加者でしたので、

それぞれが持参したギターを2本自由に選んで

ワンステージ一曲づつギターを持ち替えて歌って貰いました。























  


Posted by goyaman at 02:39Comments(4)ギター