沖縄アコギ好き親父のブログ

僕は昨年から今年にかけて、7本のギターを手放しています（汗
集めるばかりでは、保管場所が幾ら有っても足りませんし
第一、ギターケースに入れ放しではギターも可愛そうです。

MARTINのDタイプは、極めた感じがしますので
D-18 1938CUSTOM、D-28MARQUIS, D-45 CUSTOMを残して
殆ど手放してしまいました。
結構、高値で処分出来たのが救いです。
勿論損したギターも有りますが、それはリース料と言う事で（笑

この歳になると、メタボな僕は椅子に座りながら弾くには
Dサイズの大きさが苦痛に感じる事が有ります。
最近弾いているギターは、MARTINの０００サイズが多いです。
そこで、スモールサイズの三本目のギター
Martin OMC-18 LAURENCE JUBERをゲットしました。
僕はこのギターをもう一本持っていますが
沖縄と東京を行ったり来たりするのも
ギターにストレスを与えますので、もう一本ゲットしました。



表板はアデイロンダックスプルースです。
貴重な材で、とても固い木なので、先の大戦中に軍需用（飛行機）に使われて
枯渇状態になってしまいました。
戦前のMARTINの表板には、この材が使われていて
ビンテージでも、かなりの高値で取引されています。



アデイロンダックの音は、粘りの有る音と表現される方が多いです。
レスポンスが良いのですが、けして細い音ではなく
骨太の音で、音も大きく、強く弾いても音が暴れる事は有りません。
MARTINのレギュラーモデルは、殆どシトカスプルースが使われていますが
その材に比べて、ワンサイズ大きなギターの音がします。
別の表現をすると、ワンサイズ太い弦を張ったような音です。
かと言って無骨な音では無く、フィンガーの軽いタッチも
素晴らしい音で鳴ってくれます。



ギターのバック板には、LAURENCE JUBER のサインが有ります。
ローレンス・ジュバーは元、ポールマカットニーとウイングスのメンバーで
その後ソロに転向しました。
YouTubeに彼が同じギターを弾いている動画が有りましたので
アップします。新しいモデルなのに骨太でビンテージギターのような音です。

Laurence Juber - Blues De Luxe