2010年12月30日
MARTIN D-28 1969年製、お披露目会!
壽屋音次郎さんのお店でお友達になったTさんが
リペアに出していた1969年製のD-28が出来上がったとの事だったので
ギター好きの仲間が集まってお披露目会しちゃいました。
所有者のTさんは、若い時にはギターを弾いていたそうですが
ずっと医者一筋で、何十年間もギターを弾いて無かったそうです。
ある日ギターの神様がTさんに微笑んでくれたのか
何と、MARTINのギターを頂いたのです。
それが何と1969年製のMARTIN D-28
勿論、サイドバックがハカランダです。
本人はその価値に気付いていなかったのですが
音次郎さんのお店に持って来たら
その価値が判明です。
その日居合わせたギター好きの高橋さんから
僕に早速電話が有って
興奮した声で、Tさんの貰い物のギター
あれは、1969年製のハカランダだったとの事。
それを聞いた僕も、早く遭遇したいと思っていました。
早速、リペアマンの小野君の所に持って行って
チエックして貰ったら、
ネック反りと、ボデイTOPの膨らみで
弦高がかなり高く、サドルも削れない状態ですので
思い切って、ネックリセットとネック調整に出しました。
と言う事で、昨晩は、そのお披露目会でした。
TOPは、手に入れる前から再塗装がされています。
D-45クラスのかなり細かい木目です。
バックのハカランダは、かなり木目の濃い、見事な柾目です。
今、MARTIN社のD-45GEでも使えない位の材です。
ピックガードは、本鼈甲でした。
サイドの材も素晴らしいです。
最近のMARTINのCUSTOMモデルに使われるハカランダは
もっと薄く、ぼんやりした木目です。
ネックリセットされて、サドルも高く弦のテンションも上がっていますので
とても煌びやかで、倍音、サステイーンも凄いです。
弾いているのを聴かせて貰うと、バックのハカランダから
反射されて来る音が、サウンドホールから放射されている感じです。
MARTIN社では、ハカランダとインデイアンローズの音は
あまり変わらないと説明していましたが
それは間違いだと思います。
ハカランダはやはりローズには無い独特な響きです。
参加した友人達が次々とステージで弾きましたが
その満足げな表情をご覧下さい。
D-28を弾いているそれぞれが気持ち良さそうです(笑
素敵なギター一本で、この日参加した友人達は
至福の時を過す事が出来ました。
ギターを持参して下さったTさんに感謝感謝です!!
Posted by goyaman at 18:46│Comments(4)
│ギター
この記事へのコメント
こんちゃ
昨夜は お疲れ様でした
すごい ギターでしたね
こんな機会を与えてもって 皆さんに感謝です
今回を
きっかけに ギターサークルできたらいいですね。
昨夜は お疲れ様でした
すごい ギターでしたね
こんな機会を与えてもって 皆さんに感謝です
今回を
きっかけに ギターサークルできたらいいですね。
Posted by rau at 2010年12月30日 20:55
rauさん、音楽って本当に素敵な出会いを
もたらしてくれますよね。
Tさんのお陰で、普通だったら弾けないような
名機に出会えましたね。
親父達が一本のギターを挟んで
少年のような気持ちでわいわいやるって
とても楽しいです。
もたらしてくれますよね。
Tさんのお陰で、普通だったら弾けないような
名機に出会えましたね。
親父達が一本のギターを挟んで
少年のような気持ちでわいわいやるって
とても楽しいです。
Posted by goyaman at 2010年12月30日 22:39
69年製ですか!
うちのと同い年ですね(笑)
うちのはローズですけどね...f^_^;)
木目明らかにハカランダですねぇ
69年のハカ物も有ったら面白いかな!
って買えません...<(_ _)>
うちのと同い年ですね(笑)
うちのはローズですけどね...f^_^;)
木目明らかにハカランダですねぇ
69年のハカ物も有ったら面白いかな!
って買えません...<(_ _)>
Posted by HiDE at 2010年12月31日 16:47
HiDEさんのD-28と同年代のギターだったですね。
僕も、MARTINのハカランダには手が出ませんよ。
ビンテージの域に達すると
お金が幾ら有っても足りません(涙
眺めるだけで憧れるって
学生時代に戻った感じです(笑
僕も、MARTINのハカランダには手が出ませんよ。
ビンテージの域に達すると
お金が幾ら有っても足りません(涙
眺めるだけで憧れるって
学生時代に戻った感じです(笑
Posted by goyaman at 2010年12月31日 23:03
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