2011年10月03日

GIBSON J-45 1956年製 試奏会

GIBSON J-45 1956年製 試奏会


GIBSON J-45 1956年製の試奏会をブガベアで開催しました。

試奏会と言っても、大げさなイベントでは無く

アコギ好きの親父達が、ただただギターを弾くだけです。


今回は残念ながら、初顔合わせの方はゼロでした。

歌や演奏が上手い下手は関係無いのですが

問い合わせは結構有ったのですが

沖縄はシャイな方が多いのでしょうか。


以前、東池袋に在ったフォーク居酒屋の亜古木で

MARTIND-45を弾く会を催した時は

お店に入りきれないほどお客様が一杯で

びっくりしました。

次回開催する時は、アコギが好きで

ビンテージギターが弾いて見たい方でしたら

大歓迎ですので、気軽に参加して欲しいです。


GIBSON J-45 1956年製 試奏会


その日は、他に友人の高橋さんに預けてあった1964年製のJ-45も

持って来て貰って、年代は違いますが

1956年製のスロッドサドルと1964年製のアジャスタブルサドルの

音の違いを比べて見ました。





いつもは遠慮して人前で演奏してくれないTさんが

いきなりインストを弾き始めたので無断でYouTubeにアップしました。

弾いているのは、1956年製のJ-45です。

彼は元々GIBSON系が好きだったそうで

気持ち良さそうにずっと弾いていました。

アジャスタブルサドルよりも倍音とサステイーンが有って

音もマイルドですが、それでもMARTINには出せない

GIBSON特有のパーカッシブな音がします。


僕らの年代がフォークソングに魅せられた時代は

70年代ですから、GIBSONを手に入れたとしても

それはGIBSONのギターのブレーシングが

WXブレーシングに変更になっていて

鳴らない物しか手に入らなかったのです。


僕の友人は、アメリカに住む叔母さんが

沖縄に里帰りをするので70年代のJ-45を

買って来て貰ったのですが、余りにも鳴らないので

涙したそうです。


僕も30年ほど前に、1970年代から80年代の

J-45やハミングバードを質屋で購入した事が有りますが

国産の三万円台のギターより音は最悪でした。

それ以来、GIBSONは大嫌いで、見掛けだけのギターだと

思い込んでいましたが

1967年生のJ-50を手に入れてからは

やっとGIBSONのMARTINとは違った良さに気付きました。

ただし、1965年以降のGIBSONは、ナローネックと言って

ナット幅が390ミリしか無く、エレキギターのネックのようで

僕には弾きこなせず、即手放してしまいました。


その後、ボロボロの1961年製のJ-45を手に入れたのですが

これがまた、素晴らしい音でしたが、お世話になった方が欲しがったので

譲る事になりましたが、春先に、1964年製のアジャスタブルサドルのJ-45が手に入ったので

ワンリングと言われる1962年以前の物をずっと探していました。

50年代のJ-45は以前でしたら50万円越えが普通でしたが

今回ヤフオクで、まあまあの値段で落札する事が出来ました。

これでMARTIN もGIBSONもギターのコレクションとしては

終結となりそうです。


GIBSON J-45 1956年製 試奏会


1964年製と1956年製のJ-45は、サドル形状が違うので

優劣を付けると言うより、それぞれに魅力が有ります。

しばらくは2本のJ-45ばかり弾いていると思います。


GIBSON J-45 1956年製 試奏会


このギターをヤフオクに出品した方は

沢山の写真と共に、プロミュージシャンの古澤剛さんに

出品するギターを弾いて貰って、YouTubeに動画をアップしてくれていますので

安心して落札する事が出来ました。


古澤さんは、若い方ですが、弾き語りが素晴らしいので

以前からYouTubeで殆どの動画を見ていましたが

今日、改めてチエックして見ると

J-45を弾き語りに多く使っている事に気付きました。

身に余るほどのギターを譲って頂いた出品者の方に

心より感謝します。


YouTubeで古澤さんが1950年代のJ-45を使っている動画を

まとめてUPしましたので、ぜひご覧頂きたいです。












































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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 02:45│Comments(10)ギター
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『オクテ』からはじめる恋愛道
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『オクテ』からはじめる恋愛道 情報 暴露屋 口コミ レビュー【『オクテ』からはじめる恋愛道 情報 暴露屋 口コミ レビュー】at 2011年10月30日 20:06
この記事へのコメント
こんばんは、

今回も参加したいなと思っていたのですが、今月はイベントをいくつか抱えていて、身動きが取れませんでした。先日初めてギブソンJ-45を弾かせていただき、完全にギブソン党になってしまいましたよ。弾いてみたい曲がいっぱいあります。またいつか宜しくお願いします。
Posted by 一福亭Ⅱ at 2011年10月03日 20:15
こんばんは、
こちらにコメントさせて頂くのは初めてです、よろしくお願いします。

今回、ゴーヤマンさんが入手されたJ-45、実は私もヤフオクでチェックしてました。古澤さんの弾き語りも同様に。流石に入札はしていませんが、、、

Tさんの演奏とても心地よい音で聞こえます。これ何か加工されているんでしょうか?よかったら教えて下さい。

沖縄の人がシャイ?少なくとも私が知っている沖縄(出身)の人はマイクを持ったら離さない人ばかりでしたよ!!

もあい
Posted by もあい at 2011年10月03日 23:02
一福亭さん、参加出来なくて残念でしたね。
J-45は一福亭さんのようにエレキを弾く方には
弾き易いギターだと思います。
ネックも細いですし、レスポンスが良くて
音が立ちますから、バンドなどにも最適です。

僕も最近は、GIBSONにどんどん傾倒しています。
僕がアコギを弾き始めた頃は
70年代で、GIBSONの60年代などは手に入らず
ブレーシングが頑丈になって鳴りの良く無い
GIBSONしか無かったので
余計にビンテージの音に感動しています。
次も企画しますので、ぜひ弾きに来て下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2011年10月04日 00:12
もあいさん、コメント有難うございます。
もあいさんも、ヤフオクで、このJ-45をチエックしてたのですね。
この出品者の方は、今まで沢山のビンテージギターを出品している
凄い方です。二つのIDで出品していますが
今まで軽く100本以上は出品しているのではないでしょうか。

古澤剛君の弾き語りも素晴らしいですよね。
Tさんの動画は、当日入手した新兵器で撮りました(笑

その新兵器はZOOM Q3HDと言うビデオカメラです。
動画はそれほど鮮明では無いのですが
音質が最高なので、YouTubeアップ用に購入しました。

http://www.zoom.co.jp/japanese/products/q3hd/
Posted by goyamangoyaman at 2011年10月04日 00:25
ご無沙汰してます!

ライブが落ち着いてきたので何気なく覗いてみたら。。

試奏会が終わってました(泣

残念です~是非ビンテージに触れてみたかったんですがまた次回お願いします!!!

古澤さんの動画は僕もよくチェックしていろいろと勉強させてもらってます♪

1956年製のJ-45凄く渋いです。
動画だけでも音の質の違いがダイレクトに届きました。
生だと。。想像を超えそうです(笑

次こそは参加します!!
Posted by Hiro at 2011年10月04日 17:54
 新兵器の紹介ありがとうございます。
私はきっと後でエフェクターをかけているんだと思ってました。
もしかしてHandyShareでいじくってます???

それにしてもいい音に仕上がっているので驚きでした。
しかも実売2万強ですから益々驚きです。

もしかしたら後を追いかけてしまうかもです。
Posted by もあい at 2011年10月05日 00:20
Hiroさんお久しぶりです。
今回の試奏会、参加出来なくて残念でしたね。
ギター自体がとても軽くて
軽いタッチでも良く鳴るギターです。
サンバーストもMARTINだったら許せませんが
GIBSONはサンバーストの方が好みです。
来月も企画しますので
ぜひご参加下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2011年10月05日 02:46
今回ヤフオクで落札した1956年製のJ-45は
多くの人が注目してたようで、びっくりしています。
このギターの音源は加工は全くしていません。
ただ、ZOOM Q3HDをギターに近づけて録っただけなんです。
恐るべき音質です。
デジタルビデオは画質は良いのですが
付属のマイクの質が良く無いので
ZOOMほど綺麗な音では録れないと思います。
テクノロジーの進化には驚かせられます。
Posted by goyamangoyaman at 2011年10月05日 02:51
ご無沙汰しております。仕事は忙しいんだけど 儲かりません 助けて~~

J-45 で盛り上がってる うらやましい。
私も1952年頃の持ってます。 この頃のアコギ ギブは シリアル あいまいで年式はあいまいなのですが。 かなりボロイ&修理が下手だから
それくらいの年式 ネックは太いしね

私にとってはギターの原点がJ-45 ともだち(吉田拓郎)の加藤和彦大先生からもらった ドノバン所有だたJ-45 YAMAHA から 待ちかえてのチューニングして「ぼろ~~~」と出た音がギターの音

しかし 元気です リンゴ の あの音には、「???!!!
エコーかかりすぎの 変な音
最近になって 石川鷹彦 が たくろうがEm♭でないと歌えなかったため
半音下げてチューニングしたらネックの状態悪くビビりがでて それが
気にいって わざと ビビらせながらの 演奏だったらしい
アジャスタブルサドル 今は、固定式に改造されてるらしいけど

それ聞いて 思う節有 私もJ-45弾く時 弦をはねあげるふし有げな
そうすると バックが響いて 弾いてて楽しい 弾いてるときは 表の音より
引き心地だもんね

マーチンは、全く違うよね優しく弾きたくなる(1968 D-28 ピックガード張り替えました いまだ マーチンクラックなし 修理してから 弾いてないですけど
今は、ストラト 研究中 1957 ST センターPU 断絶(TT))

今 酔っぱらってるけから 尻滅裂だけど 弾いて楽しいギターと
聞いて楽しいギターが あるとすれば 名機 さてあるるんだろうか

木材の硬化がピークを迎えるのが200年といわれてるけど ストラビ張りうす
が200年を超えてる 今の接着剤がどこまで 持つやら
いつまで ニカワを 使って いつから 科学接着剤を・・・・・・

と 酔っぱらいの たわごとに
また お会いして ギター 弾きたいです。(明日から 我が家に 光が)
Posted by 愛知のよっちゃん at 2011年10月07日 03:59
おおおお!!
愛知のよっちゃんさん、超お久しぶりです。

よっちゃんさんのお持ちの名器の数々を
羨ましく思っていました。
愛知まで飛んで行って弾かせて貰いたかったです。

いつの間にか、僕もMARTINYやGIBSONを
所有するようになりましたが
よっちゃんさんの影響かもです(笑

お仕事が建具屋さんだけあって
リペアもお手の物でしょうね。
1950年代のストラトも元気でしょうか?

東京に来られる時は
ぜひ声かけて下さい。

それとオーナーにメッセージを送るの欄から
メールで連絡先を教えて下さい。
ご連絡お待ちしています。
Posted by goyamangoyaman at 2011年10月07日 09:44
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