2011年11月17日

腐ってもMARTIN D-45 1970年製 ジャンクギター

腐ってもMARTIN D-45 1970年製 ジャンクギター


先日、いつものようにヤフオクをチエックしていたら

凄いギターが出品されていました。

何と、MARTIN D-45 1970年製のジャンクギターです(;^ω^)

ジャンクなんて生易しい物では有りません。

半壊ギターです。


腐ってもMARTIN D-45 1970年製 ジャンクギター


ネックは、ネックヒール部分と

中央部分が、完全に損壊していて

フレットボードもローフレットとハイフレットが欠けています。

フレットも殆ど抜き取られています。

酔った勢いでバットのように振り回したのでしょうか?

それとも、嫁に構わず、ギターばかり弾いているので

嫁がヒスを起こしてギターを壊したのでしょうか?

この出品者は、ネック部分とボデイを別々に出品していました。


腐ってもMARTIN D-45 1970年製 ジャンクギター


ボデイ部分です。

バインデイングは殆ど剥がれていて

アバロン貝のインレイも殆ど残っていません。

これを埋めるだけで、気の遠くなるような時間が掛かりそうです。


腐ってもMARTIN D-45 1970年製 ジャンクギター


ボデイ部分は、大きなクラックは無いようですが

無残にペーパーで擦られて塗装の大部分が

剥がされています。


腐ってもMARTIN D-45 1970年製 ジャンクギター


ボデイ内部は意外とまともです。

出品者は20万円位でリペア可能だと書いて有りましたが

それでは済まない気がします。

ネックは諦めて、近年物のD-45のネックを手に入れて

差し替えたら何とかなりそうですが

手に入れるのは難しいでしょう。


友人の高橋さんは、古いD-18のネックを持っているので

それに差し替えたらと言っていましたが

彼はギターに自分でアバロン貝でインレイを入れる位ですから

差し替えた後に、フレットボードにヘキサゴンのインレイを

施せるのも名案です。


しかしながら、殆ど抜け落ちたアバロンのバインデイングを

一個一個埋めて行くのは、どえらい年数が掛かりそうです。


そのような状態でも、流石のD-45です。

結構な人数の入札が有って

ネックが四万五千円

ボデイが八万円で落札されました。

ちなみにリペアマンの小野さんに落札前に写真を見て貰ったら

絶句していました。

他のリペア依頼を全部断って、このギターだけにリペアを専念しても

何箇月も掛かりそうです。

腐っても鯛ならずD-45ですね。



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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 01:46│Comments(12)ギター
この記事へのコメント
ビックリしました!

Goyamanさんが、買ったのかと思いました・・・

コレをどうリペアして、結果どうなるのか、見たい気はしますが

自分では、買う気にはなりません
Posted by タモツ at 2011年11月17日 17:32
これはしかし・・・。

69年の45なら、ついつい手が出てってこともあるかも知れませんが、
これに手を出す勇気はありませんね。

自分でリペアできる人なら趣味で直すのもいいかもしれませんが、人に頼んでリペアすると最近のレギュラーモデルが買えるくらいいるのではないでしょうか。
Posted by Zin at 2011年11月17日 22:42
タモツさん、僕はそこまで無謀では有りません。
ヤフオクの出品者がリペアマンに見せたところ
20万円位でリペアして貰えると書いて有りましたが
とてもそのようは金額で済まないはずです。

アバロン貝のバインデイングを加工して埋めるだけで
とんでもない月日が掛かると思います。
小野君に落札前にヤフオクを見て貰ったら
絶句していました。
僕が落札してリペアに出されたと思っただけで
恐怖を感じたと思います(笑
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月18日 01:43
zinさん、確かに60年代のD-45でしたら
状態が良く無い物でも400万近くしますから。
リペアしても良いかと考えちゃいますね。

70年代になると、ジャーマンTOPで
100万超えですから、とてつもない労力と時間を掛かる事を考えると
カスタム物の近年物のD-45が買えちゃうほどのリペア代が掛かりそうです。

木部のリペアは、それほど大変では無いと思いますが
殆どはげ落ちたアバロン貝を一個一個埋め合わすのは
他のお客さんを全部断って専念しても
何箇月も掛かるのではないでしょうか?
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月18日 01:50
Zinさん、僕のブログの記事を見て
何人もの友人達から、あのギター買ったのと
問い合わせが有りました。

60年代のD-45でしたら、最低でも400万以上しますから
リペアしても割に合うかも知れませんが

木部のリペアは意外に簡単だとしても
アバロン貝のバインデイングを一個一個埋め合わせて行く作業は
リペアマンでも何箇月も掛かるのではないでしょうか。
しかも他のお客さんを断っての作業ですから
70年代初期のD-45が何本も買えるリペア料になると思います。
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月18日 01:55
こんばんは。

コリングスの音に張りが過ぎるようで気になっておりました。
元々コリングスを買ったのは、D-18がアディロン&マホでこの音が気に入って、OMサイズで同じ構成を探していたからです。
コリングスは評判も良く、個人的にはそれなりにいい音だとは思うのですが、
マホのギターにはもっと緩やかな癒しの音が欲しいと感じていました。

ということで、同じ構成のマーチンを探しておりました。ゴーヤマンさんがお持ちのローレンスジュバなんて最高だろうと思うのですが、これはなかなかあるものではありません。となるとOM-18か000-18ですね。OM-18はバンジョーペグがイヤだし弦のテンションもきつそうななので、000-18GEを探しておりました。

先日いつものようにヤフオクをのぞいてみると2時間前に出品されたばかりの000-18GEが即決のみの価格で安価に出ておりました。まさに壺にはまる形でして、ポチッとしてしまいました。

000-18GEとコリングスを弾き比べて、コリングスをどうするかを決めようと思います。

ところでゴーヤマンさんOMC-RL(でしたっけ)いい音でしょうね。
Posted by Zin at 2011年11月25日 23:34
Zinさん、前回のコメントへの返信が韓国出張の為
遅くなってすみませんでした。

今回はクイックレスポンスです(^^♪
Zinさん、僕は以前、コリングスのOM-1Aを持っていましたが
遠鳴りはするのですが、音が固くて
弾いていて疲れてしまうのです。
Zinさんが張りが強いと言うのは同じ感じなのでしょうね。
マホ好きには、もう少し、ファっとした
癒やし系の音が欲しいと思います。

MARTIN OMC-18LJとOMC-28LJを持っていますが
とても素晴らしい音でOMサイズはこれで完結だと思っていますが
実は、もう一本近々、OMC-28MLJが手元に来ます。
バックサイドがマダガスカルローズウッドです。
これほど惚れ込んだギターは今まで有りませんでした。
何しろ三本も手に入れる位ですからね(笑い


MARTIN 000-18GEに入札したのですね。
OMタイプと比べてスケールが短いので
テンションも緩やかで、とても弾きやすいギターだと思います。
落札出来ると良いですね。
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月26日 01:11
こんばんは、クイックレスポンスありがとうございます。笑

>実は、もう一本近々、OMC-28MLJが手元に来ます。
バックサイドがマダガスカルローズウッドです。
これほど惚れ込んだギターは今まで有りませんでした。
何しろ三本も手に入れる位ですからね(笑い

3本も・・・。自分は確か、D-18が気になって3本は買ったことがありますが、同時に同じ機種を持ったことはありません。
よっぽど気に入ったのでしょうね。つい最近、OMC-28MLJがヤフオクにも出ていたのですが、すぐに個人での話がまとまったようですね。

もし、3本を弾いて、出してもいいかなと思うやつがあれば声をかけてくださいませ。

それと、000-18GE落札できまして、今ヤマトで運ばれてきている真っ最中です。癒しの音を楽しみにしています。
Posted by Zin at 2011年11月26日 01:27
Zinさん、ヤフオクに出ていたOMC-28MLJ
実は僕が購入しました。
持ち主はイギリス人の方で
日曜日に直接お会いして引き取る予定です。
それを加えると三本になりますが
その内、沖縄用と東京用に一本づつ所有して
残りの一本は楽器屋に委託に出すつもりでした。
その一本は、委託に出す前に
必ず声を掛けます。
LJシリーズは、コリングスを遥に凌駕する音だと
僕は確信します。
オーナーへのメッセージ欄から
連絡を下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月26日 01:42
OMC-28MLJのイギリス人との質問欄での取引、横から覗いておりました。

少し、しまったと思いながら。笑

彼はオーセンティックも出品していますよね。

この機種は自分が価格交渉しましたがあきらめました。笑



ゴーヤマンさんくらいいろんなギターを手にしてきた方を夢中にさせる

OMC-28MLJの音、そして、OMC-18LJいったいどんな音がするのでしょう?

時期が来ましたら宜しくお願いします。
Posted by Zin at 2011年11月26日 06:48
Zinさんも、イギリス人の出品を見ていたのですね(^^♪
彼はその後、メールで色々とやり取りをしましたが
かなりのコレクターです。
明日会って写真OKでしたら、ブログで紹介します。

オーセンテイックは45万円だと結構な安値だと思いますが
Zattiさんが直接会ったり出来る状況でしたら
直接取引で、ヤフオクの手数料分を値下げ交渉出来ると思います。
僕は、5%弾いて貰いましたよ。

例えばオーセンテイックが45万円ですから
45万円×0.95=42万七千五百円だと
承諾してくれると思います。

OMC-28MLJは、いずれ紹介しますので
楽しみにしてて下さいね。
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月26日 09:37
なかさん、僕のギター収集病はピークに達しています(^^♪

でも絞り込んだギター意外は早めに処分していますから

僕のギターは常に10本を超える事は有りません。


沖縄に戻りましたら、勿論Tさん同伴で

飛んで行きますよ

那覇で始めたアコギ好きの集会が

中部で開催出来る事を嬉しく思います。
Posted by goyamangoyaman at 2011年11月26日 10:21
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