2012年02月02日

アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏

アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏


昨晩、沖縄に戻り、久しぶりに那覇市久茂地に在る

アコーステイックバー「ブガベア」に行って来ました。

友人の高橋さんがGUILD F-30Rを購入したのですが

将来に渡り、使い続ける為に、ネックリセットをして出来あがったので

おねだりして持って来て貰いました。


アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏


シェイプされたボデイ、GUILD D-55と同様のネックのポジションマークとヘッド

JAZZで使われるようなフルアコを感じさせる渋いデザインです。


アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏


ネックヘッドはGIBSONともEPIHONEとも違う

GUILD独自のデザインです。


アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏


バックサイドは、インデイアンローズウッドです。

バックスタイルもウエストのくびれた女性のようで、凄くセクシーです。


アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏


ネックはラミネートです。所有者の高橋さんが言うには、マホガニーでは無く

アフリカン何とかと言う材だそうです。


アコーステイックバー「ブガベア」でGUILD F-30Rの試奏


早速弾かせて貰いましたが、ネックリセットされて

サドルの高さも十分有るので、十分なテンションが取れているので

倍音とサステイーンが増して素晴しい音です。

GUILDらしく骨太の迫力の有る歌です。

特にピッキングには最高のギターだと思います。

このギターはネックリセット以前にも弾かせて貰いましたが

ネックリセットによって音が大きく蘇りました。


GUILD F-30Rの生音や、ラインを通した音は

アコーステイックバー「ブガベア」のHPで

今後取り上げてくれると思いますので、

ぜひ覗いて見て下さい。



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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 23:26│Comments(4)ギター
この記事へのコメント
こんにちは


GUILD F-30R 自分にとっても思い出深いギターです。

東京の大学に通っていた頃(1980年台の初めごろ)
日本の音楽シーンがフォークからニューミュージックへ
クロスオーバーがジャズ・フュージョンへと呼び方が変わり

アコギはというと、海外も日本も各社厳しい状況だったと思います。

ヤマハのSGシリーズやギブソンのES-335STが大人気だった頃です。
(今でも中古市場では人気はありますが)

その時代自分は、まだまだアコギに夢中で、
ポールサイモンも良く聴いていたので
彼のトレードマークだったGUILD F-30Rは憧れのギターのひとつでした。

高橋さんのF-30Rは確かF-30RNTという限定生産のモデルだと思うのですが?

その当時、ギルドは日本国内向けモデル? ・・のラベルと
それ以外の流通向けのラベルがあり
日本の気候(特に湿度を考慮した)に適応する商品を分けていた?
国内向けラベルじゃないと国内での保障が受けられなかったと記憶してます。

当時、御茶ノ水でこのF-30Rの最後の一本が下倉楽器の階段脇の壁に
掛かっていたのが、今でも鮮明によみがえります。

本当に懐かしいです。
Posted by yama at 2012年02月03日 12:58
yamaさん、コメント有難うございます。
80年代は、確かに、アコギ主体から
キーボードや、エレキが主体の音楽が続きましたね。
アコギメーカーが何社も倒産したり
事業の縮小を余儀なくされた受難の時代でした。
MARTINでさえ大リストラをしたり
日本から材を輸入して、安価なモデルを販売したりと
世界的に大変な時代だったと思います。

僕は、GUILDのギターは
D-55とD-35を所有していました。
ただしフィンガー主体の僕にとっては
GUILDのギターは、ピッキングメインのギターだと思って
すぐに手放してしまいました。

一時、アメリカ製のギターと言えば
MARTINかGIBSONで、その次にGUILDと言う選択肢だったと思います。
今にして思えば、70年代以降のGIBSONは
WXブレーシングのせいで、鳴りが悪く
それだったらGUILDのギターの方が数段良いギターだと思います。

F-30Rは、全く知りませんでした。
好きなアーチストが持ってないので、興味が無かったのでしょう。
しかしながら、高橋さんのGUILD F-30Rを見て
デザインと太い音に魅せられました。

ネックリセットを得た、このモデルは
素晴らしい音で鳴っています。
サドルが高い分、サステイーンと倍音に優れていてますが
MARTINともGIBSONとも違う骨太の男性的な音です。

>その当時、ギルドは日本国内向けモデル? ・・のラベルと
 それ以外の流通向けのラベルがあり
 日本の気候(特に湿度を考慮した)に適応する商品を分けていた?
 国内向けラベルじゃないと国内での保障が受けられなかったと記憶してま す。

とても興味深い話ですね。
その頃から、日本に輸出する時に、気候が全く違う日本に
いきなり輸出すると、トラブルが絶えなかったのでしょうね。
日本向けにシーズニングしたギターだけにラベルを変えて
輸出したのですから、凄いです。

GUILD F-30Rは、yamaさんがブガベアに来られる時は
高橋さんにお願いして持って来て貰いますので
ぜひ、弾いて見て下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2012年02月04日 00:33
ゴーヤーマンさん

Guild-F30RNTですか。
いやいや、私が社会人となり2年めの1981年にイシバシ楽器で入手したギターでした。 もともと、Paul Simonからこの世界に足を踏み入れたわけでして、
当然Paulのギターには相当の憧れがありました。
私にとって最初のアメリカ製のギターでもありました。

確かにあの当時、日本向けのギターには青いラベルが中に貼られていましたね。 なかなかの音量と硬めの音質にはまっていましたよ。
Martin M-36に出会うまでは。

やはり、フィンガースタイルの人間にとっては、各弦の音量バランスというのが大きな問題なのです。
そこが、私がMartinに向かいだす分岐点でした。もちろん、ふくよかな音質も
魅力でした。
OMに出会うまでは、M、000にはまりました。それで、Guildは00028の犠牲になりました。

まあ、私もいろいろとギターを遍歴して今があるようなものですから。
ちょっと書かせて頂きました。
Posted by 鉄弦の音三郎 at 2012年02月07日 23:07
鉄弦の音三郎さん、Guild-F30RNT所有していたのですね。
鉄弦さんの音楽の原点はポールサイモンだったのですね。
友人のGuild-F30RNT弾かせて貰いましたが
フィンガー用と言うよりピッキングに向いている気がします。
音は太く、中低音よりの音です。
因みにポールサイモンのギターは特注品だったようですね。

>フィンガースタイルの人間にとっては、各弦の音量バランスというのが大きな問題なのです。

言いたい事は良く分かります。
中低音に埋もれないプレーン弦の高音抜けの良さを求めちゃいますね。
僕はドレッドノートサイズ一筋でしたが
MARTIN OMC-28Vを楽器屋で試奏してから
好みががらりと変わりました。

スモールサイズのレスポンスの良さ、繊細な音
ギターによっては、ドレッドノートを凌駕する音量。
そして何よりも抱えやすさが最高です。
この頃は、スモールサイズのギターばかり弾いています。
Posted by goyamangoyaman at 2012年02月07日 23:18
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