2012年06月10日
YAMAKI NO.1150の嫁ぎ先nissing15さんからのコメント
YAMAKI NO.1150を購入して頂いたnissing15さんから
コメントが有りましたので紹介します。
このギターは、トップが蝦夷松、バックサイドがハカランダと言う
とても素晴らしい材が使われたギターでしたが
音の傾向は、残念ながら僕の好みでは有りませんでした。
一言で言うと音が硬質過ぎるのです。
僕が今後も所有し続けるとしたら、ブレーシングを削ったりして
倍音とサステイーンが出るよう調整していたと思います。
ブログ上で、売却する事を告知したら
すぐにnissing15からメールが有り
このギターをずっと探し続けていたとの事でした
メールの返信には、このギターの長所よりも短所を沢山書来ましたが
それでも欲しいとの事で、お譲りする事になりました。
nissing15さんとは、ヤフオクで
MARTIN D-18 1938 CUSTOMを購入したのが、きっかけで
知り合いました。
ノーマンブレイクの大ファンだった彼に
僕が学生時代にバイトして、アメリカまで行って購入した
初MARTINのD-18Sを、お譲りしました。
nissing15はその後、かなりの経費を掛けて
素晴らしいギター甦らせてくれました。
nissing15さんが、YouTubeの動画で弾いているのが
お譲りしたMARTIN D-18 1971年製です。
抜群のギタープレイで、世界中のブルーグラス好きの人から
コメントが殺到しています。
自分が縁有って所有したギターが、何処の誰が
所有しているのかが分かるのは、とても嬉しい事です。
そしてお待たせのYAMAKI NO.1150の動画です。
nissing15さんのハードプレイにも各弦の輪郭がはっきりしていて
音が暴れていないのが凄いです。
こう言ったプレイには、YAMAKI特有の硬質な音が合っているんですね。
この音なら、バンジョーやマンドリン、フィドルなどの音にに埋もれず
遠鳴りすると思います。
※以下はnissing15さんからのコメントです。
GOYAMANさん
こんにちは!nissing15です。
関西地方も梅雨に入りましたが、今日は晴れております。
梅雨の中休みのようです。
今日は湿度もそう高くなさそうなので、お譲りいただいたYAMAKIをケースから
出して、弾いておりました。
だいぶんギターと息があってきたので、アップしました。↓
http://www.youtube.com/watch?v=thx1Ewtki6s
この野太い枯れた、何とも言えない味わいある音はこのような、質量感のある
しっかりしたハカランダのギターでないと出せないです。
また、ベース弦をタカタカ弾くこのような曲にぴったりだと思いましたので
この曲にしました。
インディアンローズだと、音の輪郭がぼけてしまい、タカタカと小刻みな
音がちゃんと表現できないのです。
スキャロップもしかり、スキャロップなんか入れてしまうと、かなり音が
ぼやけてきます。
したがってこのような、ハカランダ+ノンスキャを探していたのです。
ほぼ狙い通りの音でした。
本当にありがとうございました。
また、goyamanさんのコレクションが一つ私のコレクションになってしまいました。
goyamanさんが、宝物を運んで来てくださる恵比寿様に見えます。(笑)
今後ともよろしくお願いいたします。
失礼いたします。
Posted by goyaman at 19:01│Comments(0)
│ギター
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