2013年01月03日

HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE

HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSEをヤフオクで落札しました。

このモデルは、HEADWAYと、御茶ノ水のギターショップのコラボで生まれたギターです。

その頃、OMサイズだけで無く、ドレットノートサイズのD-CUSTOMも発売されていて

余りの完成度の高さと音質の良さで、MARTIN好きの親父達に評判を呼んで

あっと言う間に売り切れた逸話が有ります。

このギターは、WOODMANさんに在った1930年代のMARTINを基本として

オーダーされた物だそうです。


僕自身、御茶ノ水のHOBOSさんにD-CUSTOMが、丁度中古で入荷した時に遭遇して

試奏させて貰ったのですが、レスポンス良さと遠鳴りする音量の凄さにびっくりして

即、お持ち帰りした事が有ります。

D-CUSTOMは、ヤフオクやギターショップで、たまに中古を見掛ける事は有りますが

今回のOM-CUSTOMは、最初から生産台数が少ないせいか

中々お目にかかりません。


以前、渋谷のクロサワ楽器さんに、バックサイドがマホのモデルの出物が有って

試奏した事が有りますが、MARTIN好きの僕が弾いても、凄いギターでした。

しばらく購入すべきかどうか悩んでいましたが、売れてしまいました。


今回手に入れたギターは、OMタイプでバックサイドがインデイアンローズウッドのモデルです。

僕はローレンスジュバーモデルの材の違う三台を所有していましたので

このギターの音質的な特徴は容易に想像が出来ます。

あっこのギターを手に入れたのは、自分用では有りません。

ブガベアの常連さんのMr.Kさんから、彼の演奏スタイルと声質に合ったギターを頼まれていました。

表板は、アデイロンダックスプルースで、バックサイドが単板のモデルとなると

MARTINの場合、中古でも30万円近くしますが、それでは予算的に無理なようなので

一月近く、ネットで色々探していたところ、 WOODMAN OM-CUSTOM ROSEがヒットしたので

落札する事にしました。


出品者の方に交渉して、直接取引で、かなり安価で手に入れましたので

万が一、Mr.Kさんが気に入らなければ、ギターショップに委託に出すか

ブログで読者の方にお譲りする事で承諾を得ました。


HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


表板のレッドスプルース(アデイロンと同等)もかなり上質な材が使われています。

木目が広めですので、きっと倍音とサステイーンが豊かな音質です。


HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


ロングサドルの高さも十分に取れています。

サドルの削り方がちょっと変わっていて、バナナムーンさん仕様に似ています。


HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


バック材のインデイアンローズウッドの木目も濃くて、良い材が使われています。



HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


HEADWAYのネックジョイントは、かなりかっちりと作られていて

一節によるとネックリセットの際に、中々外せないそうです。

それだけに元起きなどのトラブルは少ないと思います。

ポジションマークはスノウフレイクです。


HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


ヘッドのロゴは有りません。それはそれで神秘的で格好良いです。


HEADWAY WOODMAN OM-CUSTOM ROSE


ヘッドの後ろに小さめのHEADWAYのロゴが有ります。

ペグはウエバリーです。

このギターは近日中に到着する予定ですので、到着しましたら

詳しいレビューをアップします。




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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 22:25│Comments(15)ギター
この記事へのコメント
goyamanさん
こんばんは。

私の声に合ったギターを探して下さいとお願いしていましたが、
それがこのHeadway OM-Custom Roseのギターなので、早く弾いて音を感じてみたいですね。

ナット部分のネックが45㎜と、少し気になる太さですが、私の手はどちらかと言えば、少し大きいので、私の手に合えはいいのですが…

まぁ何と言っても、音色や音量がいいと言う事なので、1日でも早く合いたいですね。

想像でしか思えませんが、なんだか一生共にいられるであろうこのギターに合える気持ちは、今までにない変な感覚です。。。。

今の心境は、お見合い写真で紹介され、恋心をいだき、会える日を心待ちにして緊張しているって感じでしょうかf^_^;
Posted by Mr.K at 2013年01月03日 23:16
Mr.Kさん、コメント有難うございます。
Headway OM-Custom Roseは、滅多に出物が有りません。
良いギターを頼まれると言う事は、責任も有りますから
この一ヶ月間、ずっとネットで探していました。
Mr.Kさんは、ブガベアの常連さん達が所有する
アデイロンTOPのギターの音を十分に知ってしまっているので
今更、それ以外のギターを薦めても、その内
アデイロンTOPのギターが欲しくなると思います。
ですから、HEADWAYと言うストライクゾーンを選びました。

お見合い写真に例えるとは流石ですね(笑
出会って見ないと分からないです。
普通のレベルのギターでは無いので
僕自身も、早く出会って弾いて見たいです。
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月03日 23:24
余裕な気持ちで迎えないと、頼りないと嫌われてしまいそうですね(^_^;)

goyamanさんの
お心使いに感謝致します。
有り難うございました。
到着予定が分かれば、教えて下さい。

それでは失礼します。
Posted by Mr.K at 2013年01月03日 23:48
Mr.Kさん、HEADWAYのギターは、ナット幅は44.5で、グリップが
ラウンドVでMARTINに比べて握り易いので弾き辛い事は有りません。
到着したら、すぐに連絡します。
そして、ブガベアの常連さん達をモニターにして貰いましょう。
熱い夜になりそうですね(笑
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月03日 23:55
ブガベアの常連の皆さんにも是非弾いて頂きたいです。
更に楽しみが増えました。

それではその日まで失礼します。
Posted by Mr.K at 2013年01月04日 00:11
ブガベアの素晴らしいところは
良いギターを手に入れたら、喜びを皆で共有する事です。
皆に弾いて貰って、分かち合いましょう。
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月04日 00:14
新年早々、ビッグニュースですね!

まさか、K氏が、ギターゲットに動いていたとは・・・



このギターは、どうやら名工、百瀬氏作のようで・・・

期待、チョーーーー大です! (笑)

K氏の不安と、期待が入り混じった鼓動が、聞こえてきそうです

この、ドキドキがたまらない・・・

と、おっしゃるギターハンターも、いますよね!

早く、お目にかかりたいです


K氏、弾かせてくださいね!
Posted by タモツ at 2013年01月04日 13:30
Headway、端正で、作りがいいですよね。
画像、見ているだけでも惚れ惚れします。
使用されている材も、いいものが使われているように思います。
早く、現物が見てみたいですね。
もちろん、音もいいに決まっているとは思いますが。
今から、楽しみです!

今年も一年、よろしくお願いいたします。
Posted by Seagull T at 2013年01月04日 14:34
タモツさん、コメント有難うございます。
新年早々、ギターの話題で盛り上がってしまいました。
このギターは、発売当時に、MARTINフリーク達に大人気で
すぐに売り切れてしまったほど人気が有りました。
僕も実際にドレッドノートタイプを持っていましたし
OMタイプも弾いた事が有ります。
MARTINのレギュラータイプを遥かに凌駕した音です。
ヤフオクに出品されていた方が良い人で
事情を話したら、快く値引きに応じて頂きました。
今度の日曜日はブガベアも開いていますので
夜に持って行って、Mr.Kさんに試奏して貰う予定です。
お時間が有れば、ぜひ弾きに来て下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月04日 14:45
Seagull T さん、コメント有難うございます。

HEADWAYのWOODMAN OM-CUSTOM

作りは本家より良いのではと思います。

音の深みや柔らかさと言うと本家よりは硬めですが

狭いアパートでは無く、そこそこ広い部屋で弾くと

遠鳴りした音が壁から帰って来て、びっくりするような

素敵な音がします。

日曜日に、ぜひ弾きに来て下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月04日 14:49
こんにちわ

今年最初のギターは
ヘッドにロゴ無しのHEADWAYのCUSTOMですか・・
激シブですね!!!
さらに、製作本数の少ないレッドスブルースTOPのレアモデルとなると・・・
アディロン病患者には、危険ですネ!  
見てるだけでドキドキしちゃいます。(笑

確か、HEADWAYのCUSTOMモデルのネックは
メーカーが永久保障をつけていたと思います。
今の時代、すごいことです!!

楽しみなギターですね!
Posted by yama at 2013年01月04日 16:56
僕は二十歳の時にMARTIN D-18Sを手に入れていましたから
80年代以降の国産ギターには詳しく無いのです。
ただしHEADWAYは、80年代後半?に御茶ノ水のクロサワ楽器に行ったら
復刻されて発売された日だったようで、HEADWAYの前には
黒山の人だかりだった事を鮮明に覚えています。

WOODMAN CUSTOMが発売された時は
多くのMARTINフリーク達が大騒ぎしていました。
しかも比べるのが、MARTINのレギュラーモデルでは無く
D-18GEなどの、アデイロンTOPの高額のモデルでした。
それだけ凄いギターだったんでしょうね。

HEADWAYのネックの仕込み方は
ネックリセットの際に中々外れないほど、かちっと作られているそうです。
他の作りや塗装を見ても、MARTIN以上だと思います。
日本のメーカーも本気になれば、MARTINを凌駕するギターを作れるのです。
またしても、アデイロン病を感染させたようです(~_~;)
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月04日 17:08
goyamanさん
この場をお借りします。

タモツさんへ
コメント有り難うございます。

私も凄く楽しみです。
ギター種類や知識も浅い私が、Headwayの素晴らしいギターに出会ってもいいのでしょうかと思う程です。

日曜日にはHeadway OM-Custom Roseのギターを弾けると思いますので、時間が合えば、ご一緒にいかがですか?
Posted by Mr.K at 2013年01月04日 20:14
見かけではなく、本質的な部分、材料とか手間暇かけて作られたギターに魅力を感じます。そういうギターは面構えが違います。分野は違いますが、こういうギターも1本手元に欲しいものです。
Posted by Arcangel 2002 at 2013年01月07日 00:57
Arcangel さん、コメント有難うございます。
アバロン貝でゴージャスに縁取られなくて
見た目がシンプルですが、HEADWAYのギターは
本家のMARTINより作りは丁重だと思います。
HEADWAYのギターは、昔、MARTINフリーク達が
絶賛しているギターだと言う事しか知識が有りませんでしたが
ある日楽器屋でD-CUSTOMを試奏した時
ギターショップの壁に反射して帰って来るような
凄まじい音量に、びっくりした事が有ります。
MARTINの音と言うよりコリングス辺りに近い気がします。
僕は、スモールサイズでドレッドノートサイズに匹敵するような音量と
音の深みを追い求めて来ましたが
OM-CUSTOMの骨太な音は初めてです。
このスペックでMARTINですと中古でも30万円前後はしますので
超お買い得ギターではないでしょうか。
Posted by goyamangoyaman at 2013年01月08日 00:41
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