2013年09月20日

手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き

手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


1892年製のMARTIN 0-18購入したので

新たなギターは買えないと宣言したばかりで

舌の根も乾かない内にと言われそうですが

激安で見付けたとなると話は別です。

ギターショップに委託に出しても、損をしない値段なので

Jギターで見付けた時は、すぐに電話して

一時間後には、試奏しに現れたので

ショップの人もJギターの掲載したばかりなのにと

びっくりしていました(笑)


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


実は、少し前に、MARTIN 00-18 CUSTOMと言う

アデイロントップのギターを広島のギターショップから手に入れましたが

地元の沖縄で毎週水曜日に行われているアコギ愛好会の

常連さんに頼まれて譲ってしまいました。

本当は、ずっと持って居たかったのですが

東京のギターショップに気軽に行けない環境に居る常連さんに頼まれると

弱くて、また手に入れれば良いやと思って

買った時の値段だったらと言う事でお譲りしました。

それ以来、良い出物が有ればと狙っていました。


00-18SHを試奏する事になったギターショップは

Nico-Nico Guitarsと言う一度聞いたら忘れられない店名です。

ネットで調べたら、渋谷の宮益坂近くとの事で

渋谷はホームグランドのような地域ですが

こんな近くに在るとは知りませんでした(ーー;)


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


広い店内に、ビンテージから近年物の中古のギターが

ずらりと並んでいて、言葉を失いました。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


エレキがメインのようで、アコギのコーナーは少なめです。

そう言うショップの方が、アコギには力を入れて居ないので

アコギメインのショップより安く値段を付ける事が多いです。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


相場より、激安で売られている場合は、何か原因が有ると

疑って掛かった方が良いので、ギターの状態を念入りにチェックします。

まずはネックコンデションです。

完璧に真っ直ぐで、順反りや元起きも有りません。


フレットもショップの紹介では70%の残りと書いていましたが

新品状態から比べても、それほど減ってはいません。

ブリッジ周りの浮きも殆ど無く

サドルの高さも十分過ぎるほど残っています。

傷等も殆ど無く、ミント状態です(ーー;)


それにしても、前のオーナーは、このような素晴らしいギターを

ショップに委託に出したか、下取りに出したかしりませんが

どうして、このように超安値で出したんでしょうか?

多分、このギターを下取りに出して、別のギターを購入されたのでしょうね。


さて、肝心の音のチェックです。

このギターの材は、トップがイングルマンスプルースで

サイドバックがマホガニーです。

イングルマントップのギターは、以前MARTIN D-45 2000 CUSTOMを持っていましたが

とても柔らかい音で、基音より、倍音とサステイーンが強烈過ぎて

音が取り難く、弾き語りには向いていなかったので

今回も似たような音だったら、キャンセルしようと思っていました。

試奏して見ると、スモールサイズのギターにイングルマントップの組み合わせは

以外と良くて、驚きました。


小さなサイズのギターの場合、レスポンスは良いのですが

どうしてもどれっとノートサイズに比べて、倍音やサステイーンが落ちてしまいがちですが

イングルマンを使った事によって、スモールギターとは思えないほど

ほど良いレスポンスと、ふくよかなでバランスの良い音がします。

javascript:preview('http://chrifchrif.ti-da.net/preview');アデイロントップのこのサイズのギターも素晴らしいのですが

このサイズのイングルマントップの音も捨て難い魅力が有ります。

ナット幅も、42,5ミリと、ワイドネックばかり持っている僕には

気軽に弾ける細めなのネックグリップなので、最高です。

15分位試奏した後で、購入を決定しました。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


サドルは、ワイドサドルですから、少しテンションはきつめです。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


ペグは、50年代に見られるクルーソンタイプが付いています。

ネックは、近年物と違ってワンピースのマホガニーです。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


フレットには、Stephen Howeのサインが

アバロン貝でインレイされています。

僕は、彼がイエスのギタリストで有る事位しか知りません。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


サイドバックのマホガニーの材も、良い物が使われています。


将来的には、1940年前後の00-18を手に入れる事が夢なので

手に入れるまでの間は、このギターを手元に置きたいと思います。

もし、手に入ったら、読者の方に激安でお譲りします。


手に入れたMartin 00-18 SH Steve Howeモデルの続き


00-18 SHと比べるとOMC-18LJのサイズが大きく見えます。

しばらくは、この2本のギターを弾き比べして楽しみたいです。


















Posted by goyaman at 21:06│Comments(8)
この記事へのコメント
こんばんは。
先日、OO-18Vの件でメールをさせていただいた者です。
今のギターを購入する際に、スティーブハウモデルも候補に入れていました。素敵なギターですね。

ご購入おめでとうございます。
Posted by B at 2013年09月20日 22:27
Bさん、コメント有難うございます。
Bさんは、直接メールを下さった方ですね。
ステイーブハウモデルは、ボデイのトップ板がイングルマンですから
お持ちの00-18Vや僕が所有していた
00-18V CISTOMのアデイロントップの音質が大分誓います。
アデイロントップのギターは何本か持っているので
ふくよかで柔らかい音質のギターも
部屋で爪弾くのに最高のギターだと思っています。
Bさんが次に狙われるのでしたら
このギターか、HOBOSに有る00-18V CUSTOMをお薦めします。
Posted by goyamangoyaman at 2013年09月20日 22:35
お久しぶりです。

素晴らしいギターを次々と、現在進行形で手に入れていらっしゃるようですね。

私は今までイングルマントップのギターを手にしたことがありません。
アディロンとの違いにとても興味があります。
また詳しくお話を聞かせて頂ければ嬉しいです!
Posted by KH at 2013年09月21日 00:42
KHさん、お久しぶりです。
イングルマンの音は、お若いKHさんには好きな音では無いと思います。
お持ちのアデイロントップのようなパーンと押し出すような音では無く
人間に例えると、歳を取って、角が取れた親父のような感じです(笑)
あっKHさん、東京にはいつ来るのかな?
首を長くして待っていますよ。
Posted by goyamangoyaman at 2013年09月21日 00:52
沖縄出身の聖月です
あるコレクターさんからの紹介で以前から拝見しております

SHを買われたのですね。
私の好きなイサトさんも使っておられます。
先日、BSで放送された五つの赤い風船の40周年イブでも
使っておられました。
ライブで良く目にしますね。

40年前後のOO-18が最終目標なのですね。?
私はアディロンのカスタムのOO-18を所有しています。
買って間もないのですが、(当然ながら)知り合いのコレクター
の方が持つプリウォーのOOO-18とは全然違うのですね。

グレーベンをはじめ何人かのビルダーが、今と昔のアディロンは違う
と(マホは良いけどローズとかウォームなトーンの材だと輪郭がボケる)
コメントしていますが、私もいつか所有したいものです。
そういえばアップルギターに50年代のアディロンがありますが
もう、弾かれましたか?
Posted by 聖月 at 2013年09月21日 10:19
聖月さんは、沖縄の方なのですね。
このブログを始めたのは、地元沖縄のアコギ好きの方達と
友達になりたくて始めたんです。
ぜひ、那覇市のブガベアで毎週水曜日に開催されている
アコギ愛好会にも遊びに来て下さい。
参加したいと思う方は多いと思うのですが
マニアックなイメージのせいか、皆二の足を踏むようですが
実際は、気さくなアコギ好きの親父達の集まりです。

僕は復帰前に沖縄に来た五つの赤い風船のコンサートを見て
エレキをアコギに持ち替えましたから、大ファンです。
勿論イサトさんも大好きですよ。
イサトさんが00-18SHを使われていたとはびっくりです。
彼ほどの凄いプレイヤーが他の人のシグネイチャーモデルを使うとは
よっぽど気に入っているんですね。


今月さんもアデイロンTOPの00-18を所有しているんですね。
僕も所有していましたが、アコギ愛好会の常連さんに譲ってしまいましたが
未だに、あの素晴らしい音色が脳裏に刻みついています。

聖月さんの友人が持っているプリウオーの000-18と比べるのは
可哀想過ぎますよ(ーー;)
ただし、今もののギターにも、プリウオーのギターでは出せない
瑞々しさが有りますよ。

アップルギターさんのHPで、早速チェックさせて頂きました。
50年代でも、希にアデイロントップが混ざっていると言う事は知っていました。
ただし、この年代はノーマルブレーシングですから
残念ながら理想から外れています。
東京だったら、すぐに試奏しに行くのですが
流石に名古屋までは行けません(笑)

聖月さん、繰り返しますが、沖縄のアコギマニア達の為に
ぜひお持ちのギターをアコギ愛好会で披露して欲しいです。
このブログのオーナーにメッセージを送ると言う箇所から
直接メールが送れます。
連絡お待ちしています。
それにしても沖縄の方で過去にメリルのギターをお持ちだったとは凄いです。
Posted by goyamangoyaman at 2013年09月21日 10:44
イサトさんのSHは、以前アコースティックギターマガジンで紹介
されていましたね(音源付き)
風船の40周年記念ライブはDVDにもなっていますし
youtubeでも検索できるかも知れませんヨ。

私の実家は那覇の安里です。
今は江戸川区に住んでいます。
今度帰省する時は、ギターを持って行きましょうかネ。。。
goyamanさんはギターを持ち帰る際は宅急便で送られているのですか?
Posted by 聖月 at 2013年09月21日 13:51
聖月さん、イサトさんは、確かMARTINでもイサトさんの
シグネイチャーモデルが出ましたよね。
そのギターは余り使用していないのでしょうか?
五つの赤い風船は大好きなので、今度DVDを購入します。

僕は、宅急便でギターを送る時は、MARTINの
ビンテージタイプのハードケースに入れて送ります。
間違ってもブルーケースに代表されるような
樹脂ケースで送ってはいけません。
僕は、それで、D-35のネックヘッドを折られました。

ギターを手荷物として持って行く時は
セミハードケースですが、飛行機はANAを使用します。
何故なら、ブラステイック製のブルーのダンボールに入れて
更に固定してくれるからです。
Posted by goyamangoyaman at 2013年09月22日 01:59
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