2014年01月18日
久々にMARTIN OMC-18VLJを弾く
1892年製のMARTIN 0-28を手に入れてからは
ずっと、このギターばかり弾いていて
他のギターは、ギターケースに仕舞い放しでした。
元々スチール弦の無い時代の材の薄いギターなので
流石に毎日引き続けると、ストレスが掛かるのが怖いので
暫くは、休息させてやる事にしました。
昨日は、久々に、MARTIN OMC-18VLJを
ギターケースから取り出して弾いて見ました。
サイドとバックの材が違う、三種類のローレンスジュバーモデルを
所有して来ましたが、やはりマホプラスアデイロントップの
このモデルが、一番好きです。
前にもブログで書きましたが
このギターは、カナダのケベック州にお住まいの方から
譲って貰いました。
最近手に入れて、沖縄のアコギ好きの友人に譲った
MARTIN OM-18GEも素晴らしいギターでしたが
OMC-18VLJは、材が薄めなのか
ふくよかで、暖かい音がします。
僕が、このギターの音色に興味を持ったのは
Neillian Speddingさんと言う方のYouTubeの
動画を見た事がきっかけでした。
ローレンスジュバーがどんな人かも全く知らず
そして、たどり着いたのが、次の動画です。
スモールサイズなのに、基音が芯の有る太い音で
ドレッドノートサイズ出せない、深みの有る音と
出過ぎない低音の心地良さに、ノックアウトされました。
ただし、このギターは、国内では、出物が少なく
国内が駄目なら、海外でと言う事で
あらゆる手段を使って、探しまくりました。
そして、念願のOMC-18VLJを手に入れましたが
元々、凝り性ですから、材の違う他のモデルも欲しくなり
サイドバックが、ローズウッドのOMC-28LJ
サイドバックがマダガスカルローズウッドがOMC-28MLJと
次々と手に入れました。
超円高の時代でしたから、夢のような激安で手に入りました。
そして、通算すると、12本もの、ローレンスジュバーモデルを
手にする事が出来ました。
ブログで、お譲りする事を告知すると
すぐに購入希望者が現れました。
ギターショップで購入するより、格安ですから
皆が喜んでくれましたが
超円高も、終焉を迎え、結局、現在所有している、最後の一本は
お譲りした値段より、遥かに高い値段で
購入する事になりました゚(゚´Д`゚)゚
しかしながら、後悔はしていません。
長いギター遍歴の中で、一番良い個体を
選ぶ事が出来ましたし
材の違いによる、音の違いも研究する事が出来ました。
何よりも、嬉しかったのは、お譲りした読者の方と
その後も、メールでギター談義をしたり
直接お会いしたりして、親交を深める事が出来た事です。
ギターと言う趣味が無かったら、永遠に出会う事が無かった
素敵な人達でした。
昨年、1892年製の、MARTIN 0-28と1942年製の
GIBSON Southern Jumboと言う博物館級のギターを
幸運にも手に入れてしまいました。
どちらのギターも、完璧にリペアするには
まだまだ時間とお金が掛かりますから
当分は、新たなギターを手に入れる事は
無いと思います。
ギターを四本に絞り込む事が目標でしたから
リペアに出しているギターが戻って来た時に
手放すギターを考えようと思っています。
Posted by goyaman at 17:06│Comments(0)
│ギター
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