2014年04月15日
GIBSON Southern JumboとGIBSON J-45
プリウォ-ののGIBSONなんて、所有する事など
夢にも思わなかったのですが
1942年製のGibson Southern Jumboを手に入れてしまいました。
塗装がオールリフィニッシュされていたので価格も格安でしたが
サドルが限界まで下げられていたので
ネックリセットを含めて、完全なリペアを施して貰いました。
リペア後の音は、アディロントップならではの粘りの有る音で
倍音やサスティーンも申し分無く、近年物のアデイロントップの
GIBSONのジャンボタイプのギターでは勝負にならないほど
重厚な音がします。
軽いタッチで弾いても、音量が有って、強くピッキングしても
音量のピークが何処までも伸びて行く感じです。
このギターは、ずっと持ち続けるつもりでいましたが
ある日ヤフオクに、ずっと探して居た1962年製のJ-45が
出品されていたのを見付けた時は、興奮しました。
以前所有していた同年代のJ-45は、ノーマルサドルでしたが
出品されていたのは、アジャスタブルサドルなので
何としても落札しようと、PCの前に陣取って
落札時間が迫るのを待ち構えていました。
時間が迫っても、入札者は、ゼロだったので
出品者の方に、直接交渉したら、僕のブログを見ていた方で
快く、出品を取り消して貰って、直接譲って貰う事になりました。
この年代のギターは、経年変化で、トラブルが有る事を覚悟していましたが
届いたギターの状態をチェックして見ましたが
幸いにも、ブレーシングの浮きだけで、ネックコンデションも良く
ボデイトップの浮きなども余り無かったので
非常にラッキーでした。
今まで、色んな年代のJ-45を所有して来ましたが
1960年から1962年に掛けて作られたJ-45は、素晴らしいです。
音質は軽やかで柔らかく、他の年代のアジャスタブルサドルの音のような
金属的なジャキジャキ感が幾分抑えられた感じです。
友人に譲った同年代のJ-45はノーマルサドルでしたが
同じ傾向の音がします。
両方のギターの音は甲乙付け難いのですが
Southern Jumboのネックグリップは太く
弾く時に、気合が要ります(^_^;)
ただし、この年代のネックは、ベースボールバットネックと言われていますが
1945年以前のGIBSONの他のモデルのギターよりは、薄めです。
J-45のネックグリップは、薄くラウンドしていて、指の短い僕には
吸い付くような心地良さが有ります。
毎日、2本のギターを代わる代わる弾いていますが
弾く頻度は、J-45の方が増えています。
GIBSONのジャンボタイプは、一本持てば十分ですので
いずれを手放すか悩むところです。
Posted by goyaman at 03:12│Comments(0)
│ギター
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