2014年04月19日

MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着

MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


アメリカのオークションサイトのeBayで落札した

MARTIN OM-28LJ が届きました。

英語が堪能な娘に頼んで、出品者に

連絡を入れさせましたが、海外取引は不可と書いて有るので

返事は来ませんでした(TдT)


そうなると、オークション代行業者を頼まざるを得ません。

オークション手数料だけで無く、出品者から

代行業者のアメリカのオフィスまでの運賃と

日本までの、運賃プラス消費税が加わると

日本で手に入れる値段と変わりませんが

今は、円安ですし、手に入り難いモデルなので

しょうがないです。

このギターは、日本のギターショップに出物が有ると、すぐに売れてしまう

人気のモデルです。


このギターは、和歌山のBobさんの後輩ODさんが

欲しいと言うので、ずっと探していて

偶然、eBayに出品されていたので

代行業者に頼んで、落札して貰いました。


MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


ロッドナンバーは、133本作られた内の65です。

ローレンスジュバーモデルの中では一番生産台数が少なく

サイドバックがマホガニーやマダガスカルローズウッドのモデルのように

再生産がされていない貴重なモデルです。

僕は、材の違う三種類のモデルを所有して来ましたが

このモデルは、シリーズの中で、一番サスティーンと倍音に優れた

美しい音色のギターです。

MARTINの45番系の音がすると言っても大げさでは有りません。


MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


表板のアディロンダックスプルースは

ランダムな縦筋の少ない極上の材が使われています。

初期ロットならではの厳選された材だと思います。


MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


ローズウッドの材の善し悪しは知識が無いので

分かりませんが、バックル傷などは、全く有りません。


MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


ヘッドの部分の当て傷も無く、チューナー周りも

とても綺麗です。


MARTIN OMC-28LJ Laurence Juberモデルが到着


到着して気付いたのですがネックのヒール部分に

ストラップピンが打たれていますが、ODさんに報告すると

気にならないと言う事でした。

中には、ストラップピンや、ピックアップを仕込だ時の

エンドピンジャック加工は受け付けない方も居ますので

ほっとしました。


このギターは、ネックコンデションもパーフェクトで

傷が殆ど見当たらず、購入してから

殆ど弾かれて無かったと思われます。

新品同様と言っても過言では有りません。

ケースも真新しく、外に持ち出す事は無かったのでしょう。


ローレンスジュバーモデルは

フィンガーソロで使う方が多いので、このギターにも

ピックアップが仕込まれていました。

チェックすると、Bバンドと言うメーカーの

ギター内部のブリッジプレートに貼り付けるタイプで

サドル下に組み込む、ピエゾタイプのピックアップとは違って

音質に全く影響の無いタイプが使われています。

ODさんは、昔、エレキも弾かれていた方なので

ピックアップ大歓迎の方なので良かったです。

このギターは、大阪のODさんの元に嫁ぎます。

























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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 11:37│Comments(4)ギター
この記事へのコメント
はじめまして。
いつも楽しく拝見させていただいております。
あのー、0-18 1941 今なぜか手元にあるんですよお、、、
写真見てて気づいてしまいました。
O店長に、何気に聞いてみたら
そうです、ははは
とおっしゃってました。
とってもいい音なのにどうして手放しちゃったんですかあ?
いろいろあのギターのヒストリーをお教えてください。
よろしくお願いいたします。
Posted by こや58 at 2014年04月19日 14:15
こや58さん、0-18 1941を購入されたのですね。
直接ブログでお譲りする事も考えたのですが
流石に1941年製ですから、きちんとしたギターショップを通して
次のユーザーにお譲りした方が、安心だと思って
密かに、ドクターサウンドさんにお願いしました。

このギターは、とても素晴らしいギターだと思いますが
僕の声は低くて太いので、余りにも美し過ぎる音色は
僕には、合いませんでした。
弾くだけだったら、いつまでも弾いていたくなるほど気に入っていました。

このギターは、友人がヤフオクで手に入れた物を
私が譲り受けました。
ネックリセットを始めとして、全フレット打ち換え等
ギターの値段以上のリペア代が掛かりましたが
見事に蘇ったと確信しています。

プリウオーのアディロントップのMARTINは
アメリカでも、かなり値段が上がってしまって
手に入れる事が容易では有りませんので
ラッキーだったと思います。
1942年以降は、ネックのロッドが金属製から
エボニーに変わってしまいますので、ネックグリップが
太くなり、倍音や、サスティーンも劣ってしまいますから
1941年製の0-18は、ゴールデンエラーのギターですよ。
Posted by goyamangoyaman at 2014年05月17日 23:51
お返事ありがとうございます。000-28のエボニーロッドのものもあるんですが数年で随分違いますね。
ところでブリッジピンが変わっていたのと2弦のナットが深くてびっちゃうのですがこれはなんででしょうか?リペアにだそうと思ってますが、なんとなくお伺いしてみただけです。
今後ともよろしくお願いします。
Posted by こや58 at 2014年05月20日 08:56
こや58 さんは、プリウオーかウオータイムの
000-28をお持ちなのでしょうか?
もし、そうだとしたら、凄いですね。
お求めになった、0-18は、以前付いていた
ブリッジピンが、曲がってボロボロでしたので
MARTINの純正の物を付けたと記憶しています。
ナットの2弦の溝が深くて、びびりが有るとの事ですが
このギターは、信頼出来るリペアマンにナットサドルも
付け替えて貰いましたが
このギターを弾く時はフィンガープレイだけでしたので
気付きませんでした。
ずっと弦をべたべたに緩めていたので
多少、逆反り気味になっていないでしょうか?
クロサワ楽器さんは、他より高い委託手数料を取っていますが
サドルの調整は、無償でしてくれると思いますので
ぜひ、相談して見て下さい。
Posted by goyamangoyaman at 2014年05月20日 20:41
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