2014年07月19日

「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ

「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


飯田橋に在るサウンドポンズと言うカフェで

アコギマニアのARIさん主催による

「くつろげるギターの会」Vol.2が開催されました。

サウンドポンズさんは小さなお店ですが

こう言うイベントには、ギターを吟味するのは

打って付けのスペースです。

僕は、一時間位早く到着したので

未だ誰も来ていませんでしたが

既にマスターがPAをスタンバイして

待っていました。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ





主催者のARIさんです。

ドラエモンのポケットを持っているような

会う度に、変わったギターを次々と

披露してくれる方です。

その日は、十数本のギターを車に積んで

来てくれました。

ARIさんが弾いて居るのは

HEADWAYの12フレットジョイントの

MARTINで言うと2サイズに相当するギターです。

オールマホで、今まで聴いた事のないような

チエンバロのような素敵な音でした。

ARIさんが凄いのは、ハイエンドギターだけでなく

エンドユーザー用のギターも沢山持っていて

人によっては、チープな音だと言われるギターも

それが個性的な音だと割り切って楽しんでいます。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


人によって「くつろげるギター」は、それぞれ違いが有りますが

僕は1969年製のMARTIN 00-18を持って行きました。

アディロントップマニアの僕が、久々に手に入れた

トップがシトカスプルースのギターですが

部屋で弾くには、音量調節もし易く

ずっと膝の上に乗せて置きたいギターです。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


わざわざ横浜から駆けつけてくれた

Osamuさんです。

彼が持参してくれたギターは

アディロントップのMARTIN 000-28 CUSTOMです。

流石アディロントップです。

サイズを超えた音量が有って、基音が太く

ゴージャスな音でした。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


ARIさんが持っているギターは

もう一人の参加者のTAKEさんが持参してくれた

1952年製のMARTIN D-18です。

60年の時を経て、驚くほど軽く

1弦から6弦全てがバランスが良く

どのフレットを弾いても、音が引っ込む事が有りません。

TAKEさんは、他に1969年製のアデイロントップの

MARTIN D-28を所有していますが

彼にとって、くつろげるギターはD-18だそうです。

手に入れてから1年位だそうですが

D-28の出番が少なくなっていると思います。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


ARIさんが、最初に披露してくれたのは

3本のYAMAHAの70年代のギターです。

昔は合板のギターは、音が育たないと言われていましたが

40年の時を経て、枯れた素晴らしい音がしていました。

特にプレーン弦の太い音に、びっくりしました。

沢山売れたギターなので、ギターショップや

ヤフオクで状態の良い出物が有れば

手に入れる事をお薦めします。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


YAMAHAのギターを片付けて

ARIさんが次に披露してくれたのは

ハーモニー製のギターです。

昔、シアーズの通販用のカタログで見た気がしますが

どちらかと言うとエンドユーザー用のギターです。

弾いて居るのは、D-18を持参してくれた

ブルーグラス好きのTAKEさんです。

ラインを通して見ましたが

高音を絞ると、弾き語りにも中々使えそうです。

高音をあげると、フェンダーのテレキャス見たいな音でした。





TAKEさんが、ハーモニーのギターを

ラインを通さず生音で弾いてくれました。

低域と広域をカットした、大らかな音です。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


ハーモニーのパーラーサイズのギターです。

いかにもアメリカって感じの色しています。

生音は、小さく、ラインを通して見ましたが

テンションが、かなり弱いので

ボトルネック奏法には使えそうです。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


台湾のアントニオと言うメーカーの

パーラーサイズのギターです。

豪華なインレイが施されています。

ギターの制作時間より、インレイの作業が

何倍も掛かりそうです。

沢山のギターが次々と登場したので

残念ながら、弾く時間が有りませんでした。


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ


「くつろげるギターの会」Vol.2 飯田橋サウンドボンズ








次々と登場するギターの音出しと

説明を聴いた後は

参加者が気になるギターを次々と

交換しながら、音出しをしました。

もっと写真と動画を撮りたかったのですが

デジカメの電池切れで残念でした。


飛び入りでの演奏会も良いですが

こうして、それぞれが持参したギターを

弾き比べするのも、とても楽しいです。

自宅に戻っても、興奮して寝付けませんでした。









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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 23:09│Comments(0)ギター
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