2015年04月02日

アコギ愛好会 MARTIN DAY

アコギ愛好会 MARTIN DAY

那覇市久茂地に在る、アコースティックバー「ブガベア」で

毎週水曜日に開催されている、アコギ愛好会に行って来ました。

http://boogerbooger.ti-da.net/

その日のテーマは、MARTIN DAYで

沢山のMARTINが集結しました。

多分、沖縄でこれだけのMARTINが

揃うのは、初めてではないでしょうか。

デジカメを持参したのですが、SDカードを忘れてしまったので

ブガベアのマスターから頂いた写真を使わせて貰いました。


一枚目の、Mr.Seagull氏が弾いているのは

1983年製のMARTIN D-21です。

D-28との違いは、ボデイ回りのバインディングが

D-18と同じシンプルな物が使われています。

後のスペックは、D-28と同様です。

最近、スモールサイズのギターばかり弾いて来たので

たまにドレットノートサイズのギターの音を聴くと

心を揺さぶられます。


アコギ愛好会 MARTIN DAY


久しぶりにお会いするSBさんです。

何と1946年製のMARTIN 000-18を持参してくれました。

早速チェックさせて頂きましたが、ロッドがエボニーなので

ウッディな音で、サスティーンは短めです。

倍音も少なめですが、マイク乗りがとても良く

レコーディングなどで使うと、コントロールし易い

音だと思いました。

トップ板はシトカスプルースですが

枯れ果てた、とても良い音がします。

近年物のギターでは表現出来ない音です。


アコギ愛好会 MARTIN DAY


ブガベアのマスターがスペシャルゲストとして

呼んでくれた、ブルーグラスプレイヤーのMr.NAKAさんです。

参加者達が持ち込んだ、MARTINを抜群のギタープレイで

次々と弾いてくれました。

彼が弾いているのは、yamaさんが所有する

MARTIN 000-18GEです。

僕も持って居ますが、干し草の香りがするような

暖かくて骨太な音がします。


アコギ愛好会 MARTIN DAY


CollingsのOM-1A CUSTOMを持って来てくれたのは

Mr.Tamakiさんです。

一応MARTINのギターをベンチマークして

本家以上の素晴らしいギターを作り続けている会社なので

MARTIN DAYに持って来て貰いました。

フィンガーソロ用にセッティングされていて

弦高が、1弦側が1.5ミリと限界まで下げられているので

強めに弾くとビビりますが、軽いタッチで弾いても

激鳴りで、ボディが振動します。

トップは、アディロンダックスプルース

サイドバックがマホガニーです。

MARTINの同様のスペックのギターに比べて

音は硬質ですが、よく枯れたプリウォーの

MARTINの音に近いかもです( ̄▽ ̄;)

このギターはCUSTOM仕様で、レギュラーとの違いは

ボデイの厚みが、通常より1センチ深く作られています。

そのせいか、倍音が凄くて、音に深みが有ります。

このギターは、サドルを後1ミリほど高い物に

作って貰うと、更に凄い音がすると思います。


アコギ愛好会 MARTIN DAY


Mr.TamakiさんのCollings OM-1A CUSTOMを弾く

フィンガーソロ大好きの保さんです。

滅多に弾く事が出来ないCollingsのギターの

素晴らしい音に驚愕していました。

このギターでインストを聴いて見ると

音の輪郭がはっきりしていて

どのポジションを弾いても均一的で

チェンバロのような、心地良い金属的な音がします。


アコギ愛好会 MARTIN DAY


僕はお会いするのは初めてですが

最近、ブガベアに来られるようになった

Mr,Tamashiroさんです。

僕が持参してたMARTIN OMC-18LJを

弾いて貰いましたが、いきなりジャズナンバーの

ミスティを弾いてくれました。

抜群のギタープレイで、OMC-18LJが

本当はこんな曲をプレイして欲しいと

僕に訴えているように、美しく鳴り響いていました。

彼は、ブガベアに来るまでは、MARTINギターを

一度も弾いた事が無かったそうです。

普段はエレアコを使ってゴンチチのようなインストメインの

ユニットを組んでいるそうですが、生ギターの良さを再認識して

MARTINを手に入れたいと話していました。

ブガベアのアコギ愛好会に参加すると

GIBSONやMARTINなど、色んな種類の

ハイエンドなギターを試奏する事が出来るので

将来手に入れる時の参考になりますので

ぜひ気軽に参加して欲しいです。


冒頭にも書いた通り、メモリーカードをカメラに入れ忘れたので

その日集結したギター全てを

写真で紹介する事は出来ませんでしたが

他に、マスター所有の1970年製のジャーマントップの

MARTIN D-41とMARTIN OM-18GE

愛媛県のMARTIN研究家の塩崎氏のSeagullgギターの

000-28タイプが揃いました。



























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アルテ崎山
アルテ崎山(2015-10-05 08:16)


Posted by goyaman at 21:37│Comments(2)ギター
この記事へのコメント
すごい夜でした・・・

全部のギターを弾かせていただきましたが、驚愕のMartin DAY!!
頭が飽和状態になるほどでした・・・ (笑)

初遭遇のCollimgs・・・

たまらん!!  (笑)
アディロンのトルクフルな音色に、マホのやわらかさが加わった爆音が
右脇にビンビン伝わってきて
「スゴイ!!」
とつぶやいてしまいました・・・
胴が厚いので低音もすごくて、まさしくDサイズを凌駕したギターですね!
かる~く弾いて、あの音色が出るのは凄いです!
思わず、ねっとりと弾いてしまいました・・・ (笑)


どのギターもすごかったなぁ・・・

幸せな時間でした・・・
ありがとうございました!
Posted by タモツ at 2015年04月03日 11:47
タモツさん、本当に凄い夜でしたね。
CollimgsのOM-1A CUSTOM素晴らしい音でしたね。
何よりも、Mr.Takakiさんの声に合って居ました。
まるで、デュエットの相手を見つけたような感じでした。
自分の声質と合ったギターを手に入れたMr.Tamakiさんは
とても嬉しそうでした。
実は、僕も以前OM-1Aを所有していましたが
MARTIと比べて音が硬質で弾き疲れするので
すぐに手放してしまいましたが
あの頃は、未だスモールサイズのギターに慣れて居なかったのです。
プリウオーのMARTIN 0-18や1892年製の0-28を
その後手に入れた後は、Collimgsの目指す音が
理解出来ます。
Collimgs恐るべしです。
Posted by goyamangoyaman at 2015年04月03日 22:01
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